孤独な皇子に愛の手を 39
『何か話せよ。』 シンがそう言うとチェギョンは驚いた顔で答える 『シン君が・・・話したいからここに来たんじゃないの?』 『だったらお前は、俺に逢いたくなかったというのか?』 思わず声のボリュームを上げるシンの口を、今度はチェギョンが手で塞いだ 『シン君・・・声が大きいって!!逢いたくない訳ないじゃん。でも不公平になるのが嫌だったし・・・』...
View Article週末【マジカル・多肉通信】今年もその季節がやって参りました❤
皆様~~こんばんは★ 今年も斑入りポーチュラカの季節がやって参りました。 まず・・・昨日到着した斑入りポーチュラカ≪シャイニーピンク≫ アニャゾンで見つけて購入 本日届いた斑入りポーチュラカ≪マジカルキューティー≫ 親切な方が情報を下さりニャク天で購入 あうっ・・・至福の喜びにございますぅ~~❤ お天気が良かったらもっと可愛いんだけどね。...
View Article昨日のリベンジとちょっとふぅめる
昨日の画像があまりにも酷かったのでリベンジします❤ (≧▽≦)ノ”ギャハハハ! やはりお日様を浴びると100倍美しい~♪ これはシャイニーピンクです 今年は親株で勝負してみたマジカルVSシャイニー あわわ・・・なんて可愛いんだろう。 今年も逢えて嬉しいよ。マジカルキューティー❤ ちなみにサボテンが満開~~★ ちょこっとふぅめる 今朝、第二王子が『母さん大変だ~~!』と叫ぶので行ってみたら...
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シム・ウンジュの女官見習い最終日・・・チェギョンは皇太后の朝食が済んだ後自身も女官達と朝食を済ませ 通常の仕事に入ろうとしていた ところが・・・エントランスの掃除を始めようとした時、チョン女官はチェギョンが手に追ったモップを取り上げると 満面の笑顔を向けて来る 『チェギョンさん・・・今日は掃除は他の女官がするわ。例のイベントに取り掛かりましょう? 午前中はあっという間に終わってしまうのよ。』...
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謁見の間からお茶の用意がされている本殿に向かう間、シンはチェギョンの下ろした髪の毛先を 指先で弄びながらチェギョンに話しかける 『チェギョン・・・お前の考え過ぎだっただろう?』 『うん・・・』 『あんな不穏な事を言い出すから、俺は気が気じゃなかった・・・』 『不穏なことって?』 『俺にシム・ウンジュをけしかけるような言葉・・・言っただろう?』...
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皇太子殿下イ・シンの部屋で、婚約の喜びに浸る二人・・・だが、すぐに二人を邪魔する者が現れたようだ・・・ <ブゥーーッ・・・・ブゥーーーッ・・・> <ブーッブーッブーッブーッ・・・> 互いのポケットの中に入っていたマナーモードにしてあるスマホに、先程から掛かってきている電話 『電話みたいだね・・・』 『あぁ・・・』 『なかなかあきらめないね・・・』 『あぁ。しつこいな・・・』...
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翌日から再び、チェギョンのハードスケジュールな日々が始まった 体力的にはそれほど大変ではなくても、チェギョンには覚えることが沢山あり過ぎた なのに・・・月・水・金曜日になるとチェギョンは夕食後どこかに出掛けて行き、夜の≪宿題タイム≫に 遅れる事もしばしばだった 『チェギョン・・・お前は一体どこに行っているんだ?』 ある日シンは問い掛けた 『えっ?あぁ・・・あのね本殿に行っているの。』...
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その日・・・帰りの公用車の中、シンはチェギョンに小声で話しかけた 『昼休みが終わってから、ギョンが興奮状態で大変だった。 なぁ・・・チェギョン。イ・ガンヒョンの言った言葉は本気なのか?』 『ううん。あれは本気じゃない。』 『なにっ?本気じゃないだと?だったらなぜあんな事を言う?』 『う~~ん・・・ガンヒョンに聞いたわけじゃないからわからないけど、私にはギョン君の気持ちを...
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皆様~~こんにちは★ 今日は生憎の御天気で お洗濯物もすっきり乾きません。 そんな中粗大ゴミの日でして・・・ 我が家・・・ガレージの中に入れてあった粗大ごみを処分。 軽トラック三台分~~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ! 午後学校から帰ってきた第二王子が帰宅し 自転車をしまおうとガレージを開け 言った一言・・・ 『母さん・・・うちに≪なんちゃらの匠≫でも来たの?』 だって♪(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!...
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皆様~こんにちは★ 昨日と打って変ってとてもいいお天気❤ きっとお出掛けの方も多いかと思います。 そんなお天気だったから 朝からペンキ塗りに励む管理人。 某所のリメ缶仙人ご指導の元 鉢にペンキ塗ってみる・・・ でも・・・なんか違う(≧▽≦)ノ”ギャハハハ! で・・・お友達から新しい斑入りポーチュラカとブレビフォリウムが届いたの~♪ お花がマジカルキューティーとは違う。期待大です❤...
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季節は巡り、二人が出逢ってからちょうど一年・・・ 春休みの真っ最中の二人は、春休みであるにも拘らず公務と訓育に忙しい日々を送っていた そんな二人を不憫に思ったのか、本日は皇帝陛下直々に休暇を取るようにとの命令が下った シンとチェギョンは二人朝食を摂りながら、各々今日は何をしようかと考えているようだ シンが思い切ってチェギョンに提案をする...
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皇太子殿下イ・シンが18歳を迎えた直後・・・まるでシンに急かされるように皇帝陛下は婚姻の日取りを決定し 公に発表をした 出逢いから二年・・・二人はめでたく婚姻の日を迎えることとなった 見事皇太后との約束を守り抜いたシンではあったが、その実情については定かでない 略式でありながらもきちんと手順を踏まえた婚礼の儀式は、平民であるチェギョンの両親にとって 厳かでありながらも非常に緊張の連続だったようだ...
View Article孤独な皇子に愛の手を 47-2
翌朝・・・本殿では三陛下がチェ尚宮からの報告を、首を長くして待っていた 『おぉ・・・来た来た。チェ尚宮、昨晩は御苦労であったな。 それで?昨晩二人は・・・?』 言葉を濁しながら期待の眼差しをチェ尚宮に向ける皇太后 チェ尚宮は口角を上げると期待に添える返事を答えた 『滞りなく済ませられました。』 『おぉ~そうか。』 『それは良かった。』 『気を揉んでおったが安堵した。』 三陛下は其々に喜びを口にする...
View Article孤独な皇子に愛の手を 48
ここは・・・学校の裏庭 チャン・ギョンとイ・ガンヒョンは始業前の早朝デートを楽しんでいた 『いいな~~シンは・・・高校生のくせに好きな子と結婚できるんだから。 ねっ♪ガンヒョン・・・俺達もあの二人にあやかって・・・』 『なに馬鹿なこと言ってるのよギョン。あの二人だから学生結婚が許されたのよ。 アンタ・・・一般の生徒がそんなことしてみなさい。退学よ!タ・イ・ガ・ク!!』 『マジ?』...
View Article孤独な皇子に愛の手を 49
<カッチ・・・カッチ・・・> 規則正しい時計の音が耳に響く もうすっかり執務も終わり、新婚間もない妻が本殿から戻ってくるのを待っている皇太子殿下イ・シン (あいつは一体、何をやっているのだ・・・) もちろん三陛下への奉仕の肩揉みに行っている事もよく知っている (俺をないがしろにする気か?) 苛立ち紛れに椅子から立ち上がったシンは、業を煮やして本殿へと足を向けた 『皇太子殿下・・・』...
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皆様~こんにちは★ 週末【ふぅめる通信】のお時間です❤ では早速参りましょう~♪ 『お姉ちゃん・・・雷の刑、治ってよかったね。』 『まぁね・・・』 『でもお母さん・・・おやつあんまりくれにゃいの・・・』 『もうお腹痛くないって・・・言ってるのにさ・・・』 『く~れ~な~い~のぉ~~!!』 『お姉ちゃん・・・おやつよりブラシ掛けて貰おうよ~♪あは~~ん❤』 『うふ~~ん❤』 『すっぽんぽ~~ん♪』...
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皆様~こんばんは★ マジカル・多肉通信です~★ では早速、今週の斑入りポーチュラカの様子など❤ ハウス前の様子です~~❤すっかり夏仕様♪ マジカルキューティーもいい感じに育っております❤ 向かって左がマジカルキューティー・右がシャイニーピンク 実は・・・最寄りのホームセンターにマジカルキューティーを見つけ つい・・・病気のアタクシは買ってきちゃいました(爆) ちなみにこの缶は蚊取り線香の缶をリメイク...
View Article孤独な皇子に愛の手を 50
チャン航空から飛び立った皇室専用ジェット・・・離陸してさほども経たない頃、機長は顔面蒼白になりながら 隣に座る副操縦士に告げた 『エンジントラブルだ・・・すぐに管制塔に連絡をし、引き返すと告げるのだ。』 『はい!!』 高度がみるみる下がっていく・・・ 副操縦士はすぐさま管制塔に連絡をを取ろうと試みた。だが・・・ 『機長・・・連絡が付きません。』 『なにっ?』...
View Article孤独な皇子に愛の手を 51
『殿下・・・どちらに行かれるおつもりですか?危険ですからここでお待ち下さい。』 コン内官はその島の奥に入って行こうとするシンを遮ろうとした もちろん皇太子に仕える内官としてみれば当然のことだろう だが・・・この事態からいつ抜け出せるとも限らない状況下で、シンは立ち止まる事など出来なかった 『まずは飲料水の確保と、この島に食料になるものがあるか探しに行くだけだ。...
View Article孤独な皇子に愛の手を 52
マスコミが待ち構えている東宮殿・・・ 本殿に一旦出向いたチェギョンは、マスコミの取材を受ける旨を皇帝陛下に報告した 『妃宮よ・・・私達にも何の情報も入ってきておらぬのだ。何も答える必要はない。 私が代わりに行こう。』 『いえ陛下・・・マスコミは私に取材を申し込んできたのです。きちんとお答えいたします。』 一体何を答えたらいいと言うのだろう...
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