晩夏の熱風 21
ハンの家に向かう途中、チェギョンは車を停めてほしいとシンに言う 『オッパ・・・あのお店のケーキ、ハン先生の奥様が大好きなんです。私ちょっと買ってきます~♪』 『そんなことを言って、チェギョン・・・本当はお前が食べたいんじゃないのか?』 『へへっ♪バレたか。でも本津に好きなんですよぉ~♪』 『あぁわかった。ここで待っているから買ってきなさい。』 シンは財布からお札を取り出すとチェギョンに手渡した...
View Article週末【マジカル・多肉通信】最後のマジカルちゃんとお風呂に棲む猫
皆様~こんにちは★ 空は晴れているのに・・・雨が降っている なんというお天気だっ! そうそう!阿蘇山の噴火で お近くにお住まいの方、ご無事でしょうか。 今年は本津に天変地異に泣かされる年ですね。 どうか被害がありませんように・・・ さて・・・タイトルの通り、いよいよ朝晩寒くなって参りまして 本日がポーチュラカ隊の最後の画像となります。 ピンクマーブルは越冬できるのだけど・・・...
View Article晩夏の熱風 22
新しい年度が始まり、シンもチェギョンも其々に取り巻く人々が変わった シンは父ヒョンの経営する会社に入り、新しい社会人としての一歩を踏み出した だが・・・元々後継者のシンは、入社当初から役職が付く特別待遇だった それゆえ新入社員でありながらも専務取締役という肩書に、社員の風当たりは相当強く感じられた 確かに仕事の面では新入社員なのであるから、シンはそんな風当たりも真摯に受け止め...
View Article晩夏の熱風 23
入社して数カ月・・・シンはその肩書に奢ることなく仕事を覚えようと必死に頑張った 自分の存在を認めさせたい・・・その強い想いは時に強引すぎる持論を社員にぶつけたり空回りもしたが 徐々に・・・徐々にそんなシンの人柄は周囲からも一目置かれる存在となり、入社四カ月を過ぎた頃には 入社当初反発していた社員たちが味方に付くようになった...
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『じゃあオッパ・・・行ってきま~す♪』 『あぁ。連絡は入れるんだぞ。』 『は~~い♪』 待ち合わせ時刻が早朝だった為駅までシンに送って貰ったチェギョンは、そそくさと待ち合わせ場所に急いだ 万が一シンの車に乗っているところを友人に見られたら大変だ なにせ本日一緒に海水浴に行くメンバーは、全員が元クラスメートなのだ...
View Article週末【ふぅめる通信】
みにゃさ~~んmこにゃにゃちは~~♪ アタシふぅちゃん アタチめるちゃん 誰っ?どこぞのお話に出て来る子猫ちゃんの上目遣いは可愛いけど アタシの上目遣いを怖いっていうのは・・・ しょんなこと~~ないよぉお姉ちゃん♪ そう? やっぱり美しい? 美しいじょ~~♪ 怖っ・・・ ちなみにめるちゃんにカメラを向けると、このようにカメラにアタックしてくるので ろくな写真は撮れませぬ(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!...
View Article週末【多肉通信】と言いながら・・・日向ぼっこのマジカルも❤
皆様~こんにちは~★ まさに行楽日和のお天気です❤ きっと皆さまお出かけの事と思います。 管理人は~みんなが出払ったので ぐうたらしています(≧▽≦)ノ”ギャハハハ! し・あ・わ・せ❤ では早速~ただいま日向ぼっこさせられているマジカルちゃんを 少しだけ❤ 車の上は実に暖かいそうです(≧▽≦)ノ”ギャハハハ! では今週の多肉ちゃん といっても・・・大して写真はないんです。...
View Article晩夏の熱風 25
夏休みが終わり新学期がやってきた 早朝一緒に朝食を摂りシンが出社した後、そろそろ主婦生活も板についたチェギョンは洗濯物を干し 母屋のミンに声を掛けた 『お義母~行ってきまぁ~す。』 『はいはい。チェギョンちゃん気を付けてね。ハンカチは持った?』 『もちろんですぅ~♪』 『忘れ物はないわね?』 『はいぃ~♪』 『行ってらっしゃい。』 『行ってきまぁ~~す♪』...
View Article晩夏の熱風 26
結婚から一年近く経って、ようやく初めてのキスを経験したチェギョン 今まで自分がしてきた幾多の無自覚な催促が、シンにとって挑発に値していたことを知った それはチェギョンにとっては信じられないほど嬉しいことだった やはりまだ高校生のチェギョンは、シンにとって自分が女性に値しない存在なのかと 少々不安を覚えていたようだが、そんな不安はキスひとつで払拭された...
View Article晩夏の熱風 27
カン・インがミン・ヒョリンを連れて帰ってから、イ家のリビングでは漸く家族が安堵の溜息を吐いた 『さすがのミン・ヒョリンも、もう会社に来ることはないでしょう。』 『シン・・・あの剣幕で会社に来ていたのか?』 『どうやらそのようです。私は一切顔を出しませんでしたが、部下に聞いたところでは受付の社員にも あんな態度だったそうです。』 『おかしな噂が立つ前に対策できてよかった。』...
View Article週末【ふぅめる通信】
みにゃさ~~ん、こにゃにゃちは~❤ アタシ・・・ふぅちゃn アタチ・・・めるちゃん お天気のいい日は~こうして一緒に日向ぼっこ~♪ にゃんと今日はね・・・アタシ主役じゃないの・・・ 主役は~アタチよ~~♪ アタチって・・・色は地味だけど・・・ こう見ると可愛いでしょ~❤ にゃはははは・・・ 多肉通信に続く・・・
View Article週末【多肉通信】これが本当に最後のマジカル(爆)
皆様~こんにちは★ なんだかお天気は下り坂 でも多肉ちゃんたちは、お日様が浴びられるので とっても元気です❤ 本格的に来週からは、外に出せる日も少なくなるかと・・・ 本当に本当に今年マジカルちゃん最終です~♪ (オオカミ少年の様ですまぬ。) ピンクマーブル こんなにきれいなのに・・・日に日に美貌が損なわれていくんです。 寂しい~~~っ! では今週の多肉ちゃん 寄せ植えの昭和の花芽が伸びています~♪...
View Article晩夏の熱風 28
チェギョンが大学の合格内定を手にした頃・・・ソウルから遠く離れた場所でミン・ヒョリンは教職に就いていた 韓国芸術高校での失態はすでに広まっていて、縁故採用もままならなかったが・・・ようやく決まった学校で 気持ちを入れ替え人生を一からやり直していた 決して不正など働かず生徒に贔屓などせず、まっすぐ生きることを目標に決めた あれからカン・インとは連絡が取れない...
View Article晩夏の熱風 29
早春のまだ肌寒さの残る朝・・・いつも通り赤い自転車に跨りチェギョンは、今日が最後の制服のスカートを翻し 登校しようとしていた そんなチェギョンをミンは止めた 『チェギョンちゃん・・・卒業式に自転車だなんて~~!』 『あ・・・でもぉお義母様・・・』 『私とスンレさんも卒業式に出席するわ。さぁ車に乗って!私と一緒に行きましょう♪』 『えっ?本当ですか?』...
View Article晩夏の熱風 30
シンから結婚式の招待状を受け取ったカン・インは、その晩・・・久しぶりにヒョリンに電話を掛けた 携帯の着信音が鳴った時、ヒョリンはナンバー非通知の電話に少し訝しく思いながらもその電話を取った 『もしもし・・・』 『ヒョリンか?久しぶりだな。』 『はっ・・・!イン先輩!!』 『ああ。元気にしているか?』 『はい。イン先輩は?』 『俺はとても元気だ。』 『あの・・・イン先輩・・・』...
View Article週末【多肉通信】ちょこっとふくめる
皆様~~こんにちは★ なんだか曇天になってしまった管理人地方です。 明日のゲートボール大会の準備も 抜かりなく・・・ お弁当も注文してしまったので 雨になると困るのですよぉ~~!! そうそう・・・ここ最近の御悩み事の件なんですが もう何度チャレンジしても 削除要請が承認されない・・・ もう放置することに決めました。 今書いているお話は公開で書き上げますが おいおい・・・全てのお話を...
View Article晩夏の熱風 31
チャン航空済州島行きジェットの広々とした座席に腰かけ、チェギョンは少しはにかみながらシンの肩に 頭を凭れかけた 今までどんなにしたくてもできなかった、手を繋いだり腕を組んだり・・・そんな何気ないことがすごく嬉しいのだ 『すまないなチェギョン。ギョンの挙式が三日後じゃなかったら、もう少し遠くに旅行に行けたのに・・・』...
View Article晩夏の熱風 33
翌朝・・・チャン航空済州島リゾートホテルスィートルームのドアベルが鳴らされた とはいっても世間一般でいうところの朝の時間帯ではない・・・新婚を配慮したギョンの心配りで 幾分遅い時間帯である その音に驚いて飛び起きたチェギョンは、一糸纏わぬ姿で隣に眠るシンを揺さぶり起こした 『オッパ・・・大変です。誰か来ました。どうしましょう~~!』 『ん~~っ・・・あぁ?誰か来た?』...
View Article週末【多肉通信】
皆様~~こんにちは~♪ 本日管理人はお出かけしておりますので 前日に予約投稿しております♪ で・・・ふぅめるの写真がないんです。 今週はお休みです。ごめんちゃい・・・ いよいよ朝晩の冷え込みが厳しくなり、 ハウスの扉を閉めるようになりました。 なんとか今年も越冬してくれますように~~!! では今週の多肉ちゃんを見てやってください★ 星の王子・・・色づいてきて今とても綺麗です❤...
View Article晩夏の熱風 34
つい三日前に自分たちが挙式した教会で、ギョンとガンヒョンは挙式を挙げた シンとチェギョンは気持ちも新たに挙式に参列した ギョンにとってみれば長く待たされた結婚・・・それというのもシンの妻シン・チェギョンが高校を卒業するまでは 挙式できないというガンヒョンの要求をのんでの事だった 嬉しさのあまり表情が緩みっぱなしのギョンに比べ、新婦のガンヒョンは実に冷静な様子で時折失敗しそうになる...
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