晩夏の熱風 8
シンから部活に出るようにと言われたが、チェギョンはどうしても出る気になれなかった (イ・シン先生、今の私が部活に出たって辛いだけなのに・・・どうしてそっとしておいてくれないんだろう。 大体!あんな思わせぶりな態度取られたら誤解しちゃうでしょう?でもそんなお馬鹿な子は私だけ?) 優しい人だと思っていた。特に自分に向けられる優しさは特別な物だと勘違いしていた...
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シンに促されイ家の大きな玄関にチェギョンは入って行った 『母さんただいま。』 『お帰りなさ~~い♪』 ご機嫌で玄関まで出迎えに来た母ミンは、シンが一人じゃないことに気が付きその足を止めた 『あ・・・あら?シン・・・お客様?(随分若いお嬢さんだけど)』 『あ?あぁ・・・前に話しただろう?拾った子猫が見たいって言ってたから・・・』 ミンはシンの隣に立っているチェギョンに目を向けた...
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みにゃさ~~ん、あちぃ・・・にゃ アタシ・・・ふぅちゃん アタチ・・・めるちゃん あちくて~~眠いにゃよ・・・ アタチも眠いにゃよ・・・ 一緒に寝るにゃか? よく眠れるにゃよ ふんがっ!! 猫と一緒に寝ると…非常によく眠れるが この時期、肌に猫の毛が生えるのであった (≧▽≦)ノ”ギャハハハ! ではマジカル・多肉通信に続く
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皆様~こんにちは★ なんだか明日から秋雨前線の影響か お天気下り坂の管理人地方です。 なので 三度目のお洗濯物を今干しました~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!でも…曇って来ちゃったよ。 では早速今週のポーチュラカ軍団をどうぞ❤ マジカルキューティーです❤ 細々ですがお花が付いています❤ D2オリジナルは結構お花をつけてくれます。 今週のバラ咲ポーチュラカ では今週の多肉ちゃん...
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『話も済んだことですし~お食事にしましょう♪シンご夫妻、よろしいでしょう?』 『いえいえそんな・・・厚かましい・・・』 『いやですわ~何を仰るの?何れ家族になるんですから~おほほほほ♪』 ミンのそんな言葉に苦虫を噛み潰した顔になるのは、やはりシン家のナムギルだった 先代同士が決めた縁とはいえ、本心はチェギョンが16歳になった時シンが留学中でよかったと 胸を撫で下ろしていたのだ...
View Article晩夏の熱風 11
翌週すべての教科のテストが終了した金曜日、久し振りの部活動を終えたチェギョンは一旦帰宅し着替えて 迎えに来たシンの車に乗り込みイ家に向かった 『おば様~こんばんは~~♪』 『チェギョンちゃん、全科目終わったんでしょう?自信のほどはいかがかしら~?』 『えへへ~~♪イ・シン先生に教えて貰ったのでばっちりです♪もしかしたら全教科満点かもしれません~♪』...
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イ家に向かって走るシンの車・・・チェギョンは今日の事件について問い掛けた ホン先生は非常に言い難そうに言葉を濁したが、シンならきっと真実を教えてくれるに違いない・・・ そう思ったチェギョンは運転席のシンの横顔を覗き込んだ 『イ・シン先生?質問があるんですけど・・・』 『なんだ?』 『私の英語のテスト・・・一体誰が書き直したんです?』 『あぁ?・・・それは・・・』 シンも非常に言い難そうな表情になる...
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みにゃさ~~ん、こにゃにゃちは~♪ アタシ・・・ふぅちゃん アタチ・・・めるちゃん にゃんかね~涼しくなってきたせいか お庭にニャンコがくるようになったにゃ。 しかも・・・アタチたちを~威嚇するのにゃ。 こんなに美しいアタシたちを~威嚇するにゃんて許せんにゃっ!! あ…関係ないけど、昨日お隣に遊びに来ていたわんこ❤ では~マジカル・多肉通信に続く❤
View Article週末【マジカル・多肉通信】マンジュシャカが咲いたよ❤
皆様~こんにちは★ なんとなくお天気の管理人地方です。 皆様お住まいの地域はいかがでしょうか。 台風…来ないといいな そう祈るばかりです。 ではタイトルにもありますが、本日はまずクリーム色のマンジュシャカから~❤ 赤よりクリーム色の方が断然好き❤ では~今週のポーチュラカ軍団❤ 皆で並ぶと圧巻です❤ お花もかなり咲き始めました❤ しつこい?(≧▽≦)ノ”ギャハハハ! ピンクマーブルも満開です❤...
View Article晩夏の熱風 13
イ家に集まった両家の家族・・・そこには高齢なシンの祖母も顔を出した 『おぉ・・・この子がチェギョンか?相変わらず愛くるしい。』 『お祖母様、チェギョンです。どうぞよろしくお願いします~♪』 チェギョンにとっては初対面の祖母だが、祖母パクにとっては幼い頃に逢ったことの面影を残したチェギョンが 可愛くて仕方がない様だ...
View Article晩夏の熱風 14
シンと共に暮らす小さな家の出窓から、シンの車が敷地内に入ってきたことを知ったチェギョンは 慌てて玄関から飛び出した 『オッパが帰ってきた~♪オッパぁ~~!!』 両手を大きく振りながら車に向かって走り寄ろうとしたその時、シンの車の背後に何台もの車が 連なっていることに気が付いたチェギョンは、慌ててまた家の中に戻り出窓からそっと目から上だけを覗かせて 外の様子を窺った...
View Article晩夏の熱風 15
『あの・・・オッパごめんなさい・・・』 イ家の母屋の隣に建つ小さな家に戻りながら、チェギョンは反省しきりの表情でシンに言った 『何がだ?』 『イ・ガンヒョン先生に見つかっちゃって・・・』 『くくっ・・・ガンヒョンには見つかって幸いだった。まさかお前がガンヒョンと仲良しだったとは知らなかったがな。』 『私もまさかオッパとガンヒョン先生が、大学で一緒だったなんて・・・知りませんでしたぁ。』...
View Article週末【マジカル・多肉通信】ちょこっとふぅちゃん❤
皆様~こんにちは♪ なんだよ~~雨じゃん!! まったくもぉ~な土曜日でございます。 (≧▽≦)ノ”ギャハハハ! お天気が悪いのであまりいい写真はございませんが 良かったら見て行ってください♪ まず今週のポーチュラカ隊 マジカルキューティー D2オリジナルはちょっと徒長気味 マーブルピンクも徒長気味 もぉっ!! お日様~~プリーズ~~!! では今週の多肉ちゃん カナリエンス 黒法師...
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チェギョンを家に送り届けシンの母ミンに挨拶をしたガンヒョンは、すぐ学校に戻っていった そして普段通り保健室での職務をこなす ちょうど授業が終わったシンは保健室を訪れ、ガンヒョンにチェギョンの様子を問い掛けた 『ガンヒョン・・・すまなかったな。』 『お安い御用よ。それにこれは職務のうちよ。』 『それで・・・チェギョンはどうだったんだ?病院に連れて行ってくれたんだろう?』...
View Article晩夏の熱風 17
『ダメですか?』 熱っぽい瞳で哀願するチェギョン。いや熱っぽいといってもそれは誘惑している訳じゃない (っつ・・・こいつ・・・) 断れないことを知っているのかチェギョンの視線は妙に強引だ シンはチェギョンに気取られない様小さく息を吐くと、そのお願いに対する返事を口にした 『いいよ。わかった。わかったから早く寝なさい。』...
View Article晩夏の熱風 18
なんとなく俯きがちにずっと助手席に座りながらも、口だけは絶えず動いているチェギョンも 街並みがあまり見慣れない場所まで来ると、目を輝かせ外の景色を眺めた 『はぁ~~いいお天気♪オッパ、きっとシーツもよく乾きますね?』 『あぁそうだな。あと少しで到着だ。まずは腹ごしらえとするか?』 『は・・・はいぃ~~~♪』 シンと二人きりの外食などもちろんしたことのないチェギョンは、嬉しそうにスマホを操作し...
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みにゃさ~~ん、子にゃにゃちは~~♪ アタシふぅちゃん アタチめるちゃん 今週は~お天気が良くなくて~~ お日様が出たら~ひにゃたぼっこせにゃ~~ ビタミンB2が不足するのにゃぁ~!! 綺麗な毛艶は~お日様で作られるのにゃ❤ 最後に・・・届いた宅配便はあたしの物にゃ~❤ では・・・マジカル・多肉通信に続く~♪
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皆様~こんにちは★ どんよりお天気の土曜日、いかがお過ごしですか~? 管理人は組長仕事が忙しく 集配物の配布にご近所を駆けずり回っておりました。 昨日・・・ショックなことがあったんですよぉ・・・ 我が家のお風呂の換気扇って 浴室暖房と一体型なんですけどね・・・ 昨晩…お風呂に入ろうと思ったら うんともすんとも・・・いわない。 リモコンはついているのに 作動しない・・・...
View Article晩夏の熱風 19
『あ~~美味しかったぁ~♪』 チョコレートソフトクリームの入っていたカップを舐めそうなほど綺麗に平らげたチェギョンは、満足そうな笑顔を シンに向けた 『そうか。よかったな。』 『でも~折角いい栗があったのに・・・買って帰りたかったなぁ~~!!』 『栗か?栗なら買ってきたよ。通りすがりに一袋だけだが・・・』 『えっ?本当に?』...
View Article晩夏の熱風 20
その夜二人は揃いのマグカップでお休み前のコーヒータイムを楽しんだ 『オッパ・・・いつものココアの味が、格別美味しいんですけどぉ~♪』 『そうか?いつもと同じだろう?』 『いやいや違います。三倍は美味しいですよぉ~♪』 『そうか?よかったな。』 『このカップ洗う時には気を付けなくっちゃ。割ったら大変・・・』 『チェギョンはそそっかしいからな。くくっ・・・』...
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