その日≪来人生花店≫に戻った私は、チャン刑事から依頼された花束に使う素材を吟味していた
『う~~ん・・・クールでビューティフル・・・』
一人ブツブツと呟きながら花が保管されている大型冷蔵庫の中を眺めた
あっ・・・これっ♪
思わず冷蔵庫を開け手を伸ばす。私が手に取った花は白いカラーだった
カラーならブライダルにもよく使われる。厳かな雰囲気を演出できるだろう
『さて・・・このカラーと合わせると言うと?』
私は冷蔵庫の中を端から端まで視線を移動させ、その視線をある一点で止めた
『これだっ!!』
大変貴重な青い薔薇・・・それが入荷されている。私は徐にその青い薔薇を数本取り出し、
カラーと合わせてみる
似合う・・・似合い過ぎる~♪まさにクールでビューティフルだ
後はカスミソウを合わせたらきっとチャン刑事の満足のいく花束に仕上がる事だろう
私は選んだ花を冷蔵庫の中に戻し、翌日花束を作ることにして家に帰った
もう既に日が変わってしまう。母が店頭に置くアレンジメントフラワー作りを手伝ってから、チャン刑事からの
依頼の花束を考えていたのだ
早く休まなきゃ・・・明日はいつもより早く家を出てチャン刑事の花束を作らなきゃ・・・
シンオッパに渡すアレンジメントフラワーは仕事が終わってからだ。
とにかく明日は何が何でも早く店を出よう。そしてオッパのところに襲撃に向かうのだ
そう心に決めて私は眠りに着いた
翌日・・・連日の疲れもあり寝不足気味の私だったが、爽快な気分で目覚めオッパへのプレゼントを持って
≪来人生花店≫に出勤した
まだ誰も来ていない店内で、チャン刑事ご依頼の花束を作る
チャン刑事はこれを渡してガンヒョンにプロポーズする。なんて言うんだろう~♪
自分が言われる訳でもないのに妙にドキドキする。あっという間にガンヒョンはお嫁さんになるんだろうな
そんな幸せな気分で花束を作り終えた私。うん!!すごく素敵だ。まさにクールビューティフルね
自画自賛しながら移動販売車で病院の駐車場に向かう
ウナもユリンもさすがに今日は早く勤務を終えたいみたい。早退する事を許した太っ腹な店長よ。
さすがにクリスマスイブだけあって、やって来るお客様は華やかな花束を購入されることが多い
これを持参して幸せなクリスマスイブを過ごす人がいる・・・それだけで私は既に幸せな気分になる
夕方になりウナもユリンも早退して行った
移動販売車への来客も少なくなって来る時間帯だ。人手は自分ひとりで十分足りる
そんな時間・・・漸くチャン刑事が姿を現した
『チェギョ~ン出来てる?』
『あっチャン刑事いらっしゃいませ。もちろんできています。』
私は奥からその花束を取り出しチャン刑事に手渡した
『クールでビューティフル。こんな感じでいかがですか?
青い薔薇は・・・夢が叶うって言う意味もあるそうです♪』
『おぉ~予想以上の出来栄えだな。チェギョンありがとう。
じゃあ俺・・・ガンヒョンを待たせているから行くね。』
『はい!チャン刑事頑張って~~♪』
『おうっ!!』
よく見たらチャン刑事ったらすごくおめかししている。プロポーズするんだもんね・・・当然よね
素敵なクリスマスになりますように・・・
さすがにクリスマスイブともなると移動販売車を訪れるお客様も少なくて、閉店時間の8時ちょうどに
私は片付けを済ませ≪来人生花店≫に向かった
母に今日はアレンジメントフラワーを作るお手伝いはできないと前以って言ってある
車の中の花達を大型冷蔵庫に移動し、それから私はシンオッパへのプレゼントを作り始めた
やっぱり薔薇の花かな・・・そう思い私は花籠に薔薇の花を飾る
オッパが自室にこれを飾る・・・そんな光景を想像しながらアレンジメントするのはとても楽しくて
時間が経つのを忘れてしまっていたみたい
『チェギョン・・・もう9時半よ。』
『えっ?もうそんな時間なの?』
母から言われ驚いて時計を見た私・・・出来上がった花籠をラッピングして店を出る
『お母さん・・・行ってきま~~す♪』
『はいはい。』
何も言わなくても母は私がどこに行くのか知っているみたい
店を出て私はどこに向かったらいいのか聞く為に、携帯を取り出すとオッパの番号を押した
『シンオッパ・・・今どちらにいらっしゃいますか?』
チェギョンから掛かってきた電話を取ると、弾む様な声が耳に心地よく響く
『あぁ?ここだ・・・』
俺は車のライトを照らして、≪来人生花店≫の前に自分がいる事を知らせた
『オッパ~~♪』
チェギョンは電話を切ると走って道路を渡り、俺の車に近づいて来る
『ど・・・どうしてここに?』
『逢いたくて・・・』
『えへへ・・・私もです。押し掛けようかと思っていました~♪』
『早く車に乗れ。出掛けよう。』
『はい♪』
彼女が車に乗り込むと薔薇の花の香りが車の中に充満した
『いい香りだな。』
『シンオッパに作って来たんです~♪』
『俺に?』
『はいっ♪』
『くくっ・・・それは嬉しいな。じゃあ出掛けようか。』
『はい。どこに行くんですか?』
『食事のできる所を予約してあるんだ。』
俺はファンの親が経営する高級ホテルの一室を、食事の為に予約していた
そこだったら時間が何時になろうと食事が出来る
さすがにロイヤルスィートは予約済みだったが、一室だけスィートルームが予約できた
彼女との初めてのクリスマスイブを大切な時間にする為に、俺はアクセルを踏み込んだ
だが・・・スィートルームだなんて、誤解を招いてしまうかな?くくっ・・・
『う~~ん・・・クールでビューティフル・・・』
一人ブツブツと呟きながら花が保管されている大型冷蔵庫の中を眺めた
あっ・・・これっ♪
思わず冷蔵庫を開け手を伸ばす。私が手に取った花は白いカラーだった
カラーならブライダルにもよく使われる。厳かな雰囲気を演出できるだろう
『さて・・・このカラーと合わせると言うと?』
私は冷蔵庫の中を端から端まで視線を移動させ、その視線をある一点で止めた
『これだっ!!』
大変貴重な青い薔薇・・・それが入荷されている。私は徐にその青い薔薇を数本取り出し、
カラーと合わせてみる
似合う・・・似合い過ぎる~♪まさにクールでビューティフルだ
後はカスミソウを合わせたらきっとチャン刑事の満足のいく花束に仕上がる事だろう
私は選んだ花を冷蔵庫の中に戻し、翌日花束を作ることにして家に帰った
もう既に日が変わってしまう。母が店頭に置くアレンジメントフラワー作りを手伝ってから、チャン刑事からの
依頼の花束を考えていたのだ
早く休まなきゃ・・・明日はいつもより早く家を出てチャン刑事の花束を作らなきゃ・・・
シンオッパに渡すアレンジメントフラワーは仕事が終わってからだ。
とにかく明日は何が何でも早く店を出よう。そしてオッパのところに襲撃に向かうのだ
そう心に決めて私は眠りに着いた
翌日・・・連日の疲れもあり寝不足気味の私だったが、爽快な気分で目覚めオッパへのプレゼントを持って
≪来人生花店≫に出勤した
まだ誰も来ていない店内で、チャン刑事ご依頼の花束を作る
チャン刑事はこれを渡してガンヒョンにプロポーズする。なんて言うんだろう~♪
自分が言われる訳でもないのに妙にドキドキする。あっという間にガンヒョンはお嫁さんになるんだろうな
そんな幸せな気分で花束を作り終えた私。うん!!すごく素敵だ。まさにクールビューティフルね
自画自賛しながら移動販売車で病院の駐車場に向かう
ウナもユリンもさすがに今日は早く勤務を終えたいみたい。早退する事を許した太っ腹な店長よ。
さすがにクリスマスイブだけあって、やって来るお客様は華やかな花束を購入されることが多い
これを持参して幸せなクリスマスイブを過ごす人がいる・・・それだけで私は既に幸せな気分になる
夕方になりウナもユリンも早退して行った
移動販売車への来客も少なくなって来る時間帯だ。人手は自分ひとりで十分足りる
そんな時間・・・漸くチャン刑事が姿を現した
『チェギョ~ン出来てる?』
『あっチャン刑事いらっしゃいませ。もちろんできています。』
私は奥からその花束を取り出しチャン刑事に手渡した
『クールでビューティフル。こんな感じでいかがですか?
青い薔薇は・・・夢が叶うって言う意味もあるそうです♪』
『おぉ~予想以上の出来栄えだな。チェギョンありがとう。
じゃあ俺・・・ガンヒョンを待たせているから行くね。』
『はい!チャン刑事頑張って~~♪』
『おうっ!!』
よく見たらチャン刑事ったらすごくおめかししている。プロポーズするんだもんね・・・当然よね
素敵なクリスマスになりますように・・・
さすがにクリスマスイブともなると移動販売車を訪れるお客様も少なくて、閉店時間の8時ちょうどに
私は片付けを済ませ≪来人生花店≫に向かった
母に今日はアレンジメントフラワーを作るお手伝いはできないと前以って言ってある
車の中の花達を大型冷蔵庫に移動し、それから私はシンオッパへのプレゼントを作り始めた
やっぱり薔薇の花かな・・・そう思い私は花籠に薔薇の花を飾る
オッパが自室にこれを飾る・・・そんな光景を想像しながらアレンジメントするのはとても楽しくて
時間が経つのを忘れてしまっていたみたい
『チェギョン・・・もう9時半よ。』
『えっ?もうそんな時間なの?』
母から言われ驚いて時計を見た私・・・出来上がった花籠をラッピングして店を出る
『お母さん・・・行ってきま~~す♪』
『はいはい。』
何も言わなくても母は私がどこに行くのか知っているみたい
店を出て私はどこに向かったらいいのか聞く為に、携帯を取り出すとオッパの番号を押した
『シンオッパ・・・今どちらにいらっしゃいますか?』
チェギョンから掛かってきた電話を取ると、弾む様な声が耳に心地よく響く
『あぁ?ここだ・・・』
俺は車のライトを照らして、≪来人生花店≫の前に自分がいる事を知らせた
『オッパ~~♪』
チェギョンは電話を切ると走って道路を渡り、俺の車に近づいて来る
『ど・・・どうしてここに?』
『逢いたくて・・・』
『えへへ・・・私もです。押し掛けようかと思っていました~♪』
『早く車に乗れ。出掛けよう。』
『はい♪』
彼女が車に乗り込むと薔薇の花の香りが車の中に充満した
『いい香りだな。』
『シンオッパに作って来たんです~♪』
『俺に?』
『はいっ♪』
『くくっ・・・それは嬉しいな。じゃあ出掛けようか。』
『はい。どこに行くんですか?』
『食事のできる所を予約してあるんだ。』
俺はファンの親が経営する高級ホテルの一室を、食事の為に予約していた
そこだったら時間が何時になろうと食事が出来る
さすがにロイヤルスィートは予約済みだったが、一室だけスィートルームが予約できた
彼女との初めてのクリスマスイブを大切な時間にする為に、俺はアクセルを踏み込んだ
だが・・・スィートルームだなんて、誤解を招いてしまうかな?くくっ・・・
(薔薇の画像は薔薇の奥様こと『花が好き』のkakoさんからお借りしております。
お持ち帰りはご遠慮ください。)
まぁ~いい年ぶっこいて
ちゅ~もまだな二人ですからね。
(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
ないない!!
お持ち帰りはご遠慮ください。)
まぁ~いい年ぶっこいて
ちゅ~もまだな二人ですからね。
(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
ないない!!