マンションに戻り親子三人の生活がスタートした。私は家事とマアムの世話をし、少し疲れたらお昼寝。
でも彼は・・・お昼寝なんてできないんだもの相当お疲れだったんだろうと思う
そんな生活にも慣れてきた頃、私は自分と同じ世代向けの洋服をデザインし始めた
もちろんこれは自分用・・・でも同じマンションに住む初めてできたママダチにもプレゼントしたくて
彼女に一番似合いそうなデザインを、色違いで二着製作し青色を彼女にプレゼントした
彼女はものすごく喜んでくれて、示し合せた様に今日は色違いの洋服で子供のお散歩・・・
もちろんその時点で私はデザイナーである事を彼女に言っていなかった
だって・・・そんなこと言い難いんだもの。
遠巻きにあの若いお母さんが私達を見て何か噂話をしているようだったけど、
もう私は彼女など気にもしなかった
今は気の合うお友達が出来たし、気の合わない人にどう思われたって構わない・・・
私欲のために利用されるなんてまっぴらよ
その後同じマンションに住むお友達から、≪洋服のお礼に≫とマアム用の高級食器をいただいた
これは・・・ものすごくお高いのよね・・・恐縮してしまう私
翌日彼女と一緒にお散歩に出かけた時、私は彼女に自分の素性を告白してみる
『あのね・・・あんな高い食器いただいちゃって、今更こんなこと告白するのもなんだけど・・・
実はあの洋服、私が作ったの。』
『えっ?・・・あなたが作ったって?』
『いやそれがね・・・実は私、お仕事で服飾デザイナーをしていて・・・あの洋服は自分のと色違いで作ったの。』
『デザイナー・・・・?』
『うん。』
『まさかと思うけどシン・アパレルファッションの?デザイナーのシン・チェギョンってあなた・・・なの?』
『あ・・・知ってたの?』
『知ってるも何も~~シン・アパレルファッションの新作が素敵~って思っていたら妊娠しちゃって
買うに買えなかったのよ。本当に?あの素敵なブランドのデザインしたのはあなたなの?』
『ええ。恥ずかしながら・・・』
『きゃ~~っ♪じゃあ・・・この間の洋服も売り出されるの?』
『ううん。この間プレゼントしたのは私とあなたの二点だけ。一般には売り出さないわ。』
『つまり・・・オリジナル物ってこと?』
『うん。そうよ♪』
『わぁ・・・なんだか興奮して来ちゃったわ。あの服・・・すごく大事に着るわね。』
そんな風に彼女に自分の素性を明かした私。だからと言って彼女は私を特別視する事はなく、今まで通り
親しくお付き合いをしていた
そして・・・次回の仕事の為にシン・アパレルファッションに打ち合わせに行った私は、彼女にプレゼントした
洋服以外のデザイン画の提出もデザイン部部長から求められ、秋冬物のデザイン画を描くのと同時に
既に描かれたデザイン画を、自分の好みだけでなく一般30代女性の為に修正しなければならなくなった
忙しい・・・家事と育児と仕事と・・・私が二人いたらいいのに・・・
そんな事を思っていたある日、私はカレンダーを見て首を傾げた
・・・おかしい・・・来るべきものが来ていない
その日気分転換に一緒にお散歩に出かけた時、私は彼女に相談してみた
『あのね・・・アレが来なくって・・・』
『えっ?まさか2人目妊娠?』
『そんなことない筈だけど・・・』
『体調は?何か変化がある?』
『少し胸が張ってるかも・・・』
『試してみなさいよ。』
『なにを?』
『検査薬・・・』
『えっ?そんなの恥ずかしくて買いに行けないわ!』
『ふふふ・・・持ってるのをあげる♪』
彼女は自宅に置いてあった検査薬を私に手渡し、懇切丁寧に使い方を教えてくれた
一人緊張しながら試した検査薬・・・その結果は陽性!!
そしてその件をシン君に報告したところ、翌日には医師の診断で妊娠6週目であることが判明
私は再び妊婦の任務を請け負うこととなった
その翌日、彼女に妊娠したことを報告すると彼女は自分の事の様に喜んでくれた
嬉しいのだけど実に大変だ。
しかも産後三カ月間必死に締めたウエストニッパーを外し、私のお腹はまた膨らむ予感に
ウキウキしているようだった
はうっ・・・またお義母様にぎゅ~~ってされてしまうわ。
彼はもちろんの事お義母様の協力もあり、無事春夏物の発表会に漕ぎつけた私・・・
そしてマンションのシンクは再びあの変な形に替えられた
マアムはお友達から頂いた高級食器を使う頃となり、彼が家にいる時にはマアムの食事のお相手さえ
彼がしてくれるようになった
その頃になると上手くしたもので、マアムも夜中に起きなくなった
ふっくらとして来たお腹で私と彼は甘い時間を過ごせるようになった
もちろん隣に置かれたべビーベッドにはマアムが眠っているのだから、コソコソとなのだけどね。くすくす・・・
『ねえシン君、今度はどちらが生まれてくるかなぁ♪』
『次も女の子がいいな。』
『えっ?でもお義母様は男の子がいいって仰ってたわ。』
『どちらでもいいさ。もう性別は決まっているんだ。その日を待とう。』
『そうね。』
仕事も順調マアムも順調・・・そしてお腹の中の赤ちゃんも順調。
そして何より結婚前よりもずっと、彼との間が愛で満たされている。
愛する気持ちを重ねるうち、私のお腹の赤ちゃんもどんどん大きくなっていった
でも彼は・・・お昼寝なんてできないんだもの相当お疲れだったんだろうと思う
そんな生活にも慣れてきた頃、私は自分と同じ世代向けの洋服をデザインし始めた
もちろんこれは自分用・・・でも同じマンションに住む初めてできたママダチにもプレゼントしたくて
彼女に一番似合いそうなデザインを、色違いで二着製作し青色を彼女にプレゼントした
彼女はものすごく喜んでくれて、示し合せた様に今日は色違いの洋服で子供のお散歩・・・
もちろんその時点で私はデザイナーである事を彼女に言っていなかった
だって・・・そんなこと言い難いんだもの。
遠巻きにあの若いお母さんが私達を見て何か噂話をしているようだったけど、
もう私は彼女など気にもしなかった
今は気の合うお友達が出来たし、気の合わない人にどう思われたって構わない・・・
私欲のために利用されるなんてまっぴらよ
その後同じマンションに住むお友達から、≪洋服のお礼に≫とマアム用の高級食器をいただいた
これは・・・ものすごくお高いのよね・・・恐縮してしまう私
翌日彼女と一緒にお散歩に出かけた時、私は彼女に自分の素性を告白してみる
『あのね・・・あんな高い食器いただいちゃって、今更こんなこと告白するのもなんだけど・・・
実はあの洋服、私が作ったの。』
『えっ?・・・あなたが作ったって?』
『いやそれがね・・・実は私、お仕事で服飾デザイナーをしていて・・・あの洋服は自分のと色違いで作ったの。』
『デザイナー・・・・?』
『うん。』
『まさかと思うけどシン・アパレルファッションの?デザイナーのシン・チェギョンってあなた・・・なの?』
『あ・・・知ってたの?』
『知ってるも何も~~シン・アパレルファッションの新作が素敵~って思っていたら妊娠しちゃって
買うに買えなかったのよ。本当に?あの素敵なブランドのデザインしたのはあなたなの?』
『ええ。恥ずかしながら・・・』
『きゃ~~っ♪じゃあ・・・この間の洋服も売り出されるの?』
『ううん。この間プレゼントしたのは私とあなたの二点だけ。一般には売り出さないわ。』
『つまり・・・オリジナル物ってこと?』
『うん。そうよ♪』
『わぁ・・・なんだか興奮して来ちゃったわ。あの服・・・すごく大事に着るわね。』
そんな風に彼女に自分の素性を明かした私。だからと言って彼女は私を特別視する事はなく、今まで通り
親しくお付き合いをしていた
そして・・・次回の仕事の為にシン・アパレルファッションに打ち合わせに行った私は、彼女にプレゼントした
洋服以外のデザイン画の提出もデザイン部部長から求められ、秋冬物のデザイン画を描くのと同時に
既に描かれたデザイン画を、自分の好みだけでなく一般30代女性の為に修正しなければならなくなった
忙しい・・・家事と育児と仕事と・・・私が二人いたらいいのに・・・
そんな事を思っていたある日、私はカレンダーを見て首を傾げた
・・・おかしい・・・来るべきものが来ていない
その日気分転換に一緒にお散歩に出かけた時、私は彼女に相談してみた
『あのね・・・アレが来なくって・・・』
『えっ?まさか2人目妊娠?』
『そんなことない筈だけど・・・』
『体調は?何か変化がある?』
『少し胸が張ってるかも・・・』
『試してみなさいよ。』
『なにを?』
『検査薬・・・』
『えっ?そんなの恥ずかしくて買いに行けないわ!』
『ふふふ・・・持ってるのをあげる♪』
彼女は自宅に置いてあった検査薬を私に手渡し、懇切丁寧に使い方を教えてくれた
一人緊張しながら試した検査薬・・・その結果は陽性!!
そしてその件をシン君に報告したところ、翌日には医師の診断で妊娠6週目であることが判明
私は再び妊婦の任務を請け負うこととなった
その翌日、彼女に妊娠したことを報告すると彼女は自分の事の様に喜んでくれた
嬉しいのだけど実に大変だ。
しかも産後三カ月間必死に締めたウエストニッパーを外し、私のお腹はまた膨らむ予感に
ウキウキしているようだった
はうっ・・・またお義母様にぎゅ~~ってされてしまうわ。
彼はもちろんの事お義母様の協力もあり、無事春夏物の発表会に漕ぎつけた私・・・
そしてマンションのシンクは再びあの変な形に替えられた
マアムはお友達から頂いた高級食器を使う頃となり、彼が家にいる時にはマアムの食事のお相手さえ
彼がしてくれるようになった
その頃になると上手くしたもので、マアムも夜中に起きなくなった
ふっくらとして来たお腹で私と彼は甘い時間を過ごせるようになった
もちろん隣に置かれたべビーベッドにはマアムが眠っているのだから、コソコソとなのだけどね。くすくす・・・
『ねえシン君、今度はどちらが生まれてくるかなぁ♪』
『次も女の子がいいな。』
『えっ?でもお義母様は男の子がいいって仰ってたわ。』
『どちらでもいいさ。もう性別は決まっているんだ。その日を待とう。』
『そうね。』
仕事も順調マアムも順調・・・そしてお腹の中の赤ちゃんも順調。
そして何より結婚前よりもずっと、彼との間が愛で満たされている。
愛する気持ちを重ねるうち、私のお腹の赤ちゃんもどんどん大きくなっていった
本日の花≪猫友達のKEIさん撮影・ユリ≫
お持ち帰りはご遠慮ください
いやいや・・・前記事に沢山お越しいただき
ありがとうございます。
その後の画像を
アップさせていただきますね・・・
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