Quantcast
Channel: ~星の欠片~
Viewing all 1451 articles
Browse latest View live

更新案内(話の流れを変えたやつ)

$
0
0
皆様~こんにちは★

夢幻ラビリンス 19話更新いたしました。

いきなりうなり声をあげたジョン。
皇帝陛下も見ている前でイギサに向かって・・・
さて・・・ズッコケの理由を
良かったら見てやってください♪


話しの流れが変わってしまった理由とは・・・

今朝、多肉ハウスを開けに行ったら
私の多肉テーブルに・・・
こんなやつが・・・
イメージ 1

イメージ 2
きっと温かかったんだろうね。

睡眠の邪魔をするつもりはなかったのに
ゴソゴソしていたら
≪うなな~~ん♪≫って鳴きながら
去っていってしまいました。

そんなわけで~話の流れが変わったの(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

まぁこの方が平和かなって❤
シンチェ・GGのラブ度は進んでおりませんが
よかったらどうぞ~★



グランマ大憤慨

$
0
0


月日が経つのはとても早いものだわね・・・

私の可愛い孫娘ピョルは高校生になってから随分女性らしくなった

元々大人びて見えるピョルだったけど、高校生になってから特にそう感じるようになったわ

父親のシンは・・・驚くほどに口煩くなって・・・自分よりもピョルの帰宅が遅いと小言を言う始末

このくらいの年齢はね・・・学校やお友達との語らいが楽しくて仕方がないものよ

そんなに口煩いと嫌われるわよ!

おもわずそう言いたくなるほどよ

シンの心配もわかるわよ。愛妻チェギョンさんにそっくりな容貌のピョルだもの・・・

でも高校生にもなると何かと忙しいのよ

判で押したように早く帰って来る主人やシンとは違うのよ!

あまりにも干渉しすぎるシンに、私は少し不安を募らせていた

高校生になってもう八カ月・・・世間はクリスマスイルミネーションが煌く季節よ

ピョルは教えてくれないけど・・・もしかしたら彼がいたりするかもね~♪

そんなことを考えながらチェギョンさんと夕食の支度をしていたら・・・我が家の入り口にあるチャイムが鳴ったの

あ・・・きっとピョルだわ♪

私は慌てて庭に続く門扉の鍵を開けようと、玄関に向かった

『グランマ~ピョルですぅ~♪』

はいはい。今開けますからね~♪

鍵を開けた私は、モニターに映し出されたピョルの隣に男の子がいることに気が付いた

あら~~?ピョルを送ってきたのかしら~♪ピョルより背が高いなんて優秀だわ

二人はまだ何か話をしている・・・いやぁ~聞くつもりはなかったんだけど、やはり興味がね・・・

だって~ピョルが男の子に送られて帰宅したのよ

そのまま私は二人の会話に、こっそり聞き耳を立てていたの~おほほほほ・・・

『ピョル・・・一体どうするんだよ。』
『う~~ん。まだ迷っているんだよね。』
『何を迷う必要があるんだよ。成績優秀者だけが行ける短期留学だぞ。こんな名誉なことがあるか?』
『うん。そうなんだけどさぁ~・・・』

えっ?短期留学生に選ばれたの?すごいわ~ピョルったら・・・さすがね

思えばシンも確か短期留学生に選ばれて、三カ月間だけ海外留学したわね~♪

シンと同じ高校に進学したピョル・・・その頃の風習は続いているのねとなんだか懐かしくなったわ

ところが・・・

『もしかして家族に言い難いのか?≪なさぬ仲≫だから・・・』
『えぇっ?ハン・テヤン君・・・ちっ違うよぉ・・・』
『隠さなくてもいいよ。俺、知ってるんだ。お前んち再婚だろう?』

なんてことなの?ピョルがイ家の子になってからもう六年も経つのに、まだそんなことに煩わされているの?

ピョル・・・言ってやりなさい

なさぬ仲なんかじゃないって!堂々と言うのよピョル~~!

ピョルが何か言おうとした時だった

あ・・・最悪だわ。シンの帰宅と鉢合わせるなんて・・・

シンは車からわざわざ降りると、ピョルに向かって歩いていったわ

何を言うつもり?人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじゃうのよ!やめなさい!

やめておきなさいシン~~!

でも…やはり案の定

『ピョル・・・帰りが遅いじゃないか。みんなが心配するだろう?』
『あ・・・パパお帰りなさい。』
『早く家の中に入りなさい。』

シンは傍らにいるその男の子に、多分相当威圧的な視線を向けたと思うわ

『君は?』
『あ・・・ハン・テヤンと申します。』

あら・・・大人にちゃんとした口が利けるなんて、この子…いいおうちの子ね

『ピョルとの関係は?』

あ~~シン!あなたは刑事じゃないのよ。そんな尋問するような聞き方って~~!

『クラスメートです。』
『そうか。ピョルにはまだ異性とのお付き合いは早いと考えているんだ。もうピョルを送ってこないでくれ。
遅くなった時には家族に迎えに行かせるから・・・いいね。』
『は・・・はい。』

シンに頭を下げて去っていったハン・テヤン君(って言ったかしら?)

ちょっと誤解している部分はあったけど、なかなかいい子に私には思えたのに・・・

シンったら~~~酷いじゃないの!

ピョルの初恋を木端微塵にぶち壊すような言動は、私が許さなくってよ!



家に入ってきたシンとピョル

シンはネチネチとピョルを質問攻めにしているわ

『ピョル・・・さっきの男の子は一体なんだ?』
『あ~中学からの友達で部活も一緒なんだ。だから送ってくれただけ・・・』
『付き合っている・・・とかじゃないよな_まさか・・・』
『違うよぉ。ピョルはパパが一番好きだもん❤』
『くっ・・・そうか?そうだよな。パパほどの男なんてなかなか・・・』

シン…いい加減にしておきなさい。チェギョンさんに怒られるわよ!

『シン君?さっきから一体何を怒ってるの?別にいいじゃない。ピョルを送ってくれる男の子がいたって・・・
暗い道を一人で帰るより余程安心だわ。』
『チェギョン・・・それはダメだ。男なんていつ狼になるかわからない。』
『あ~はいはい。確かシン君もそうでしたね~♪』

ほら見てごらんなさい!藪蛇じゃないの~おほほほほ・・・

シンはチェギョンさんにやり込められて、黙り込んでしまったわ

少しは黙っていなさいって感じね~♪

チェギョンさんはやはりピョルを送ってくれた子の事が気になるみたい

『それでピョル・・・その子ってどんな子なの?』
『ん~~どんな子?身長はピョルより5センチ高くって・・・今でも身長を伸ばすために毎日牛乳飲んでいる子。』

それってピョルが好きだからもっと背を伸ばしたいって意味じゃないのぉ~~♪

『そう。ピョルより背の高い子はあまりいないから希少価値よね。』
『うん。そうなんだよ。みんな男子はピョルと並ぶと劣等感を感じるってあまり話しかけてこないけど
ハン・テヤン君だけは別。あの子は中学の頃からとても気が合うんだ♪』

あら♪ピョルもその子に好意的じゃないの~~!

あ・・・拙いわ。シンの顔色が変わっていくわ

私は咄嗟に機転を利かせてこの話を中断させた

『さぁ~もうグランパもお帰りになる頃だし、シンとピョルは着替えていらっしゃい~♪
ハヌル~ウォル~~手を洗ってきなさ~い♪』
『『は~~い!グランマ♪』』

ハヌルとウォルはピョルを間に挟んでいつも食事を摂る

ピョルはまだ幼いウォルの介添えをしながら、ハヌルをしつける

『あぁ~もう!ウォル・・・こんなに零しちゃって・・・
ハヌル・・・ダメでしょ?好き嫌いしたら~~!』
『ん~~だってピョル、僕は人参が嫌いなんだよ。』
『ダメッ!パパのようにカッコいい男になるには、好き嫌いなんかしてちゃ~~ダメなの!』

ピョルの一言で嫌いなものをこっそり残そうとしていたシンでさえ、必死の思いで口の中に入れたわ

ピョルったらさすがね~♪

こんな風にピョルはやはり我が家のアイドルであり続けたの・・・



でも…どうしてピョルは短期留学の話を家族にしないのかしら・・・

私の中に大きな謎が残った




そんなある日・・・私は久し振りの奥様会の為、チェギョンさんに家の事を任せておめかしをして出かけて行ったわ

正直言うと代替わりしている人も多いから≪大奥様会≫って言うのが本当のところだけどね、おほほほほ・・・

まぁこの辺りのマダムが集う店って言ったら、一番はこの店かしらね

私達はその店のVIPルームで近況を語り合ったの

『イ家の奥様・・・ピョルちゃんはずいぶん綺麗になったことでしょうね。』
『ええそりゃあもう・・・お嫁さんが美人さんだからピョルも人目を引く別嬪さんなんですの♪おほほほほ~』
『なんでもモデルさんにスカウトされたとか噂に聞きましたわ。』
『あ~~ピョルが街を歩けば、大手エージェンシーの名刺がごっそり手に握らされておりますの。』

これは嘘ではない

現に私と歩いていてスカウトされたことがあるくらいだもの

『ちょっと失礼。洗面所に行ってきますわ。』

あ~調子に乗って水分を摂り過ぎたかしら・・・

いそいそと洗面所に向かう私・・・

そうしたら洗面所を出てきた時、聞き覚えのある名前を耳にした

『イ・ピョルちゃんって言ったらあのイ家のお嬢さんでしょう?』
『イ家のお嬢さんといっても、どうやらお嫁さんの連れ子らしいのよ。』
『あら~そうなの?折角いい家柄のお嬢さんと一緒に留学すると思ったのに・・・』
『うちのテヤンが、そんな複雑な家庭環境の子と親しくなるなんて私は嫌だわ。』
『そうね~何かと面倒だし困ってしまうわね。でも学校側も学校側よ。なぜそんな複雑な子を短期留学生に
選んだのかしら・・・』

これってひょっとして・・・私の最愛の孫娘の事を噂の種にしているのかしら?

複雑な家庭環境・・・お嫁さんの連れ子・・・ピョルをそうさせたのは私と主人よ

ピョルには何の罪もないわ

そんなピョルを・・・侮辱するなんて絶対に許せないわ

私はそのご婦人方が食事をしているテーブルの横に立った

『失礼ですが、今噂していたのはイ・ピョルのことでしょうか?
イ・ピョルは私の大事な孫娘なんですけど、複雑な家庭環境でもお嫁さんの連れ子でもありませんわ。
あの子はれっきとしたイ家の血を引く娘なんですよ。成績だって優秀ですしどこに出しても恥ずかしくない
私の自慢の孫ですわ。大人の事情であの子には辛い思いをさせてしまいましたが
世間から後ろ指差されるような子ではありません。
今度もしピョルの噂を、こんな誰の耳に入るかわからない場所でなさるのであれば、
その時はこの私が許しません。
ハン家の若奥様でいらっしゃいますよね?よく覚えておいてくださいまし。
お食事中大変失礼いたしました。』

頭の上から湯気が噴き出すかと思ったわ

私は思いの丈をぶちまけてそのテーブルから去ったけど・・・・

よくよく考えてみたらもしかして私ったら、ピョルの好きな人の母親に喧嘩を売っちゃったのかしら

あらやだどうしましょう・・・


でもその晩・・・家の電話がいつになく大きな音で鳴り響いた




イメージ 1

あら・・・続いちゃったわ(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

本日はイレギュラー更新なので
申し訳ない
コメントの御返事は明日一括でさせておくんなまし(爆)

少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。
ではまた明日~★




週末【ふぅめる通信】

$
0
0
皆様~こんにちは★

久し振りのふぅめる通信です~❤
てか・・・寒くなったから
猫も本当に引きこもりを貫いております。
(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

大した写真はありませんが
見てやってくださいね。

まずはめるちゃん

長居クッションの上で、器用に寝ています。
イメージ 1

イメージ 2
これじゃああまりに面白くないので~
めるちゃん三度にしてみました。
イメージ 3
嫌がられました(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

ふぅちゃんはあまりにも暗い場所にしかいないので
おやつでおびき寄せました。

食い気は健在(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
イメージ 4
だるまさんが~ころんだ♪
イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7
ふぅちゃんも14歳になり・・・全盛期の半分の体重になってしまいました。
イメージ 8
お腹なんか・・・タルタルだよ。
イメージ 9
でもまだ仁美の力は強いので
イメージ 10
もうしばらくは一緒にいてくれるかなって信じています。
イメージ 11

では多肉通信に続く・・・

週末【多肉通信】&年末年始の更新について・・・

$
0
0
皆様~ふたたびこんにちは★

いよいよ今年もあと半月・・・
皆様忙しい日々をお過ごしと存じます。

さて年末年始の更新についてですが・・・
レギュラーで書いている
≪夢幻ラビリンス≫は
クリスマスのお話で〆にさせていただきます。
25日にグランマの更新をさせていただきますね。

私は喪中になるので
年末年始のご挨拶は失礼させていただきます。

その代わりに・・・
以前猫座流星群で公開した
【大奥に咲いた恋】を読み返しているのですが・・・
これがまた設定等めちゃくちゃでして(超激爆)
タイプミスを含め・・・ただいま修正を入れている最中です。
なのでリニューアルした【大奥に咲いた恋】を
こちらで投稿させていただきます。
(本来であれば猫座流星群を修正して来るべきなのですが
ログインしなおさなきゃならないので面倒なんです。すみません。)

ストーリーは変わっていませんが
言葉遣いとかね・・・変なところが多いのです
’なんと言っても語り口調なので・・・)
猫座で読んでくださった方も
気持ちを新たに読んでいただけると嬉しく思います。

多分26日頃からファン公開いたしますね。
そして年始はD様の仕事が始まったら・・・
ということにさせてくださいませ★

その間にも日記とか通信は
アップさせていただきますね~❤


では今週の多肉ちゃん❤

虹の玉
イメージ 1
ネックレス関係
イメージ 2
白牡丹
イメージ 3
大松野緑
イメージ 4
葉挿し隊
イメージ 5
玉葉
イメージ 6
紅化粧
イメージ 7
ニクサーサの葉挿し
イメージ 8
アーモンドネックレス
イメージ 9
樹氷
イメージ 10
ルベンス
イメージ 11
スノージェイド
イメージ 12
オルビキュラリス
イメージ 13
ルビーネックレス
イメージ 14

イメージ 15
大事なエケ隊
イメージ 16
ピーチプリデ
イメージ 17
ラベンダー
イメージ 18
天竺(この姿だと可愛いのにね・・・)
イメージ 19

では皆様~素敵な週末をお過ごしくださいね。
また月曜日≪夢幻ラビリンス 22話≫でお逢いしましょう。

週末【多肉通信】

$
0
0
皆様~こんばんは★

あ~申し訳ない。
ふぅめるの写真が撮れておりません。
年末までには必ずアップしますね~★

では早速、今週の多肉ちゃん

ハウスの中の子から~♪

サギタ・・・ちょっと汚れているけど凍りそうにないです。
イメージ 1
七福神・・・また小さな子供を吹きました❤
イメージ 2
姫秋麗・・・色づいて美味しそうなの(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
イメージ 3
フーケリー…根元から子を吹いた~★
イメージ 4
ピンクプリティは変化なし
イメージ 5
ジェイドポイト・・・紅葉してきたみたい~~♪
イメージ 6
花の相府連・・・あまり紅い子が少ないので目を引きます。
イメージ 7
プラティフィラ・・・今年はハウスに入れているせいか紅葉しませんな。
イメージ 15

ちょっと乙女心(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
イメージ 8
ここからは室内グループ
日に当たっていないから紅葉しない紅葉祭(爆)
イメージ 9
春萌はぷりぷりです❤
イメージ 10
イリア・・・今年は頑張ってほしいな。
イメージ 11
パリダ・・・ずいぶん大きくなりました。
イメージ 12
蒼い渚・・・毛の生えた子たちはエケであろうと室内補保育です。
イメージ 13
最後に本日のマジカルキューティー
ちょっとへぼ医官時にはなってきたけど頑張っています。
イメージ 14
では皆様~素敵なクリスマスをお過ごしくださいね~❤
月曜のグランマをもって、年内の新しいお話の更新は終了とさせていただきますが
≪大奥に咲いた恋≫は随時出して参ります~★

ではまた~★

グランマ大奮闘

$
0
0



『奥様・・・ハン様と仰る方からお電話です。』
『ハンさん?そう・・・今行くわ。』

食事の支度中にかかってきた電話・・・もう!こんな忙しい時間帯に一体誰なの?

友人にハンという姓はいない・・・訝し気に私は電話を取った

『はい、お電話代わりました。』
『大奥様でいらっしゃいますか?私・・・ハン・テヤンの祖母です。』

えっ?ハン・テヤンの祖母って言ったら、今日ピョルのことを噂にしていたあの人の姑?

拙い・・・あの嫁・・・姑に言いつけたわねっ!

ここで話すのは拙いわ。自室に行きましょう

『申し訳ありません。少しお待ちください。』

一旦電話を保留にし自室に入って行った私は、ひとつ大きな深呼吸をして再び電話を取った

『大変お待たせいたしました。』
『あの・・・うちの嫁がイ家のお孫さんのピョルちゃんの事を、公衆の面前で噂していたそうで・・・
大奥様に大変失礼なことをおきかせしてしまって、本当に申し訳ございませんでした。』

あら…文句じゃなくて詫びの電話?

『あ・・・いいえ、私もつい感情的になってしまいましてね・・・』
『大奥様にはご子息の最初の結婚式の時にお目にかかっておりまして・・・』

まっ!拙いわ・・・それってミン家と懇意にしているって事?

『そ・・・そうでしたか。』

電話の主に弱みを握られていることを知り・・・私、いつになくちょっと弱気・・・

ミン家にはこのこと・・・ご内密に・・・そう言おうとした時、ハン家のご婦人は意外な事を言いだした

『嫁の失態のお詫びに、明日今日うちの嫁と逢ったレストランの個室を予約いたしました。
お越しいただけますでしょうか?』

えっ?明日もあの店に来いと?

あのお店は確かに美味しいのだけどお値段が張るのよね

今日奥様会で大盤振る舞いしちゃったから、ちょっと戸惑ってしまうわ

『明日・・・ですか?』
『ええ。大奥様がお越しくださるまでお待ちします。』
『わ・・・わかりましたわ。お時間は?』
『正午頃でいかかでしょうか。』
『構いませんわ。』
『ではまたその時に、きちんとお詫びさせていただきます。』

そう言って電話は切れた

珍しいわ・・・私が誰かに押し切られるなんて・・・まぁ弱みがあるから仕方ないけど・・・


キッチンに戻っていくと何か悩んでいるような顔をした私を察したのか、チェギョンさんに心配された

『お義母様、どうかなさったんですか?あまり顔色がよくないようですが・・・』
『えっ?ううんそんなことないわ~♪おほほほほ・・・』

嫁のチェギョンさんには、シンの前妻の関係者にピョルの秘密を漏らしてしまったなんて

口が裂けても言えないわ

『チェギョンさん・・・明日もお友達から誘われてしまったの。出掛けてきてもいいかしら?』
『ええ構いません。お義母様だって少しはゆっくりなさらないと・・・』
『ありがとう。』

明日はちょっと気が重いお出かけなのよ

ピョルの名誉を守る為とはいえ、相手も確かめずに啖呵を切ってしまった落とし前をつけに

私は翌日・・・昨日と同じ店に出向いた





その店に入って行くとボーイが何も言わないのに私を案内してくれた

『イ家の奥様・・・本日もご来店いただきありがとうございます。ハン家の奥様がお待ちになっておいでです。
お席までご案内いたします。』

本日も・・・は余計よ!そんなことを心の中で毒づきながら、私は昨日と同じVIPルームに案内された

『大奥様!』

ハン家のご婦人は私が部屋に入って行くと、立ち上がって深く頭を下げた

あぁぁ・・・一体何の話があるのかしら?

『昨日はうちの嫁が大変失礼をいたしました。
嫁の言った言葉・・・ご立腹でしょうがどうか私に免じてお許しください。』
『こんにちは。もう頭を上げてください。掛けましょう。』

ハン家のご婦人を促して私は向かいの席に腰を下ろすと同時に、第一声でお願い事をしなければならなかった

『私・・・あなたにお願い事があってここに来たんです。お詫びをしてほしかったんじゃないんですよ。
お役のお嫁さんがミン家と懇意になさっている家柄だと知っていたら、私は何も聞かなかったことにして
立ち去ったかもしれませんわ。
ピョルの件は・・・ピョル自身や私達も後から知ったことで、世間的にはお嫁さんの連れ子だと思われていますけど
正真正銘うちの・・・息子の娘なんです。
でも・・・ピョル自身もそのことは人に言おうとしないんです。
きっと息子の立場が危うくなるのを恐れてのことでしょう。
だからミン家に知られると・・・非常に困るんですの。この話はあなたの胸にしまっておいていただけませんか?』

非常に低調にしかも媚びないように言ったつもりよ

『大奥様・・・それはもちろんです。もしミン家がそんなことを知ったら、もうとうに終わった話なのに
何を言い出すかわかりませんもの。そんなことは私も重々承知しています。
この件は一切口外しませんわ。』

じゃあなぜ・・・こんなところに呼び出したのかしら?

『そう。でしたら安心いたしましたわ。』

そういいながら私はハン家のご婦人の様子を窺った

きっと何か考えがあってここに呼び出したのだと予想していた

『実は今日ここにお越しいただいたのは、お詫びを兼ねてお願いもあったからなんです。』

ほら来た・・・一体何のお願いかしら・・・私はハン家のご婦人の次の言葉を待った

『お願いというのはピョルちゃんの事なんです。学校の交換留学生に選ばれたのをご存知でしょうか。』

知ってるわ。あなたのお孫さんがそう言っていたもの・・・でもここは知らない振りをしなくちゃいけないわね

『えっ?そうなんですの?まぁ~それは名誉なことですわ。父も娘も交換留学生に選ばれるなんて
こんな名誉なことはありませんわ。』
『息子さんも・・・でしたか。』
『ええ。息子も高校生の時、三カ月海外に行きましたわ。』
『ピョルちゃんは・・・ご家族に言っていないんですね。』
『ええ。まだそのことを報告していませんわ。』
『孫のテヤンから聞いたのですが、どうもピョルちゃんは言い難いらしくて・・・それでうちの嫁も
余計誤解してしまったらしいんです。大奥様・・・ピョルちゃんの留学を後押ししてやってくださいませんか?』

それは・・・正直言うと嫌だわ

だってピョルがいなくなったら、本当に寂しい毎日になってしまうもの・・・

そこで私はちょっと意地悪を言ってみる

『でもお宅のお嫁さんは、テヤン君とピョルが一緒に留学するのを嫌がっておいででしたけど?』
『それは・・・事情を知らなかったからですわ。もう今は手放しで大賛成してますのよ。
それに何よりテヤンが・・・ピョルちゃんとどうしても留学したいというものですから
私がお詫びを兼ねてお願いしようかと・・・』

なるほど・・・あのお嫁さん、ピョルがイ家の子と知ったら手のひらを返したわけね

『解りました。ではピョルの気持ちを確認してから、家族を説得するようにいたしましょう。』

シンが承諾するとは思えないけど、可愛い孫娘がもし・・・行きたい気持ちを言えずにいるのなら

ここは私の出番よね

ハン家のご婦人とその後は楽しく食事をして、すっかり意気投合した私

今日はご馳走になったから私のお財布も痛まなかったわ~♪

どうもハン家のご婦人にしても、今まで付き合いのなかったイ家と繋がりができたことは非常に嬉しいみたい

まぁそうよね・・・ミン家の奥様のご機嫌を取るのは大変そうだもの・・・おほほほほ・・・



その日私は帰宅したピョルを部屋に呼び、そのことを問い掛けた

『ピョル・・・三カ月の交換留学生に選ばれたって話を聞いたのだけど・・・』
『えっ?グランマ・・・一体誰からですか?』
『それは内緒よ。おほほほほ~♪ピョルの本心はどうなの?海外留学したい?』
『えっ?うん・・・本当は行ってみたいです。でもパパが許してくれないと思う。』
『パパね~~そうよね、あのパパが厄介なのよね。でもピョルが本当に行きたいのであれば
グランマが力を貸しちゃうけど?』
『えっ?本当ですか?』
『本当よ~♪だってあなたのパパもその交換留学生として短期留学の経験があるのよ。』
『パパも?あ~やっぱパパはすごい人だ。』

あなたも十分すごいわよピョル

決行をその日の夕食時にした私とピョルは、何も知らない家族に報告するために綿密な計画を練った

さて・・・あのわからずやのシンをどう説得してやろうかしら~~!


(つづく)

イメージ 1
皆様~~すみません。
来年に持ち越してしまいますぅ(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

しかしすごい風ですね。
ハウスの中・・・いくつも多肉が落下しました(号泣)

年内通常のお話の更新は
ひとますこれが最終になります。
≪大奥に咲いた恋≫は修正して更新させていただきますね~★


冬ごもりの前に【うぅめる】とちょこっと多肉

$
0
0
皆様~こんにちは★

いよいよ年の瀬となり
風もめちゃくちゃ強く・・・非常に寒い日が続いておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

管理人は・・・スチームクリーナーなるものを買い込み
プシュー・・・プシューと楽しんでおります❤
テレビで見て・・・欲しいと思ったんだけど
以前購入ものを
あっという間に壊したアタクシ・・・
『どうせ三日で壊す・・・』とD様に言われ
今回は激安のものを購入しました。
ですがこやつが結構楽しい(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
お値段以上に楽しんでいます(爆)

『今、スチーム掃除機さんに夢中なんですっ!オッパぁ~♪』と
どこぞのチェギョンのようなことを一人呟いております。

では・・・今年最終の【ふぅめる】

アタシ・・・ふぅちゃん
イメージ 1
今年もいっぱい遊びに来てくれてありがとうにゃぁ~❤
イメージ 2
感謝だにゃ~❤
イメージ 3
アタチ・・・めるちゃん
イメージ 4
2018年もよろしくにゃぁ~❤
イメージ 5


あまりに風が強すぎて・・・ハウスは締め切り状態
イメージ 6
被害を受けた子もいるけど・・・何とか頑張っています❤
イメージ 7



≪大奥に咲いた恋≫は毎日正午
修正更新をするつもりですが・・・
まだ冬休み全部の修正ができていないので
どこまで投稿できるかわかりません。
気長に待っていてください。

2018年の更新はじめは恐らく1/8からになってしまいます。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年は喪中なので
のんびりゆっくり過ごしますよ~♪

皆様・・・素敵な年末年始をお迎えくださいね。
この一年本当にありがとうございました❤

~星の欠片~管理人★ emi ★

波乱万丈な一年の始まり

$
0
0
皆様~お久しぶりです❤

えっ?久しぶりじゃないって?
昨日までアップしていたお話は
12/29までに予約投稿したものなんですよぉ。
だから・・・正確にはこれが
今年初記事~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます❤

ちょっと昨年から今日までの私の日々の事など書かせてください。

昨年12/30長男が発熱し
病院に行ったんですよ。
まさかインフル❓恐怖でいっぱいでしたが
幸いその日のうちに熱は下がり
風邪症状はあるもの・・・とても元気に・・・

時を同じくして12/29からめるちゃんが体調を崩しまして
ご飯を全く受け付けない状態に・・・

実はめるちゃん・・・昨年の秋に
リンパ腫であると診断されてしまったんです。
四日間水以外受け付けなかっためるちゃん
あまりの衰弱ぶりに、毎晩こたつで添い寝をしました。

その時のめるちゃんは、こんな感じでした。
イメージ 1
トイレにも行けなくなり、母は大変でしたが
ひたすらお洗濯と看病頑張りました。

深夜・・・何度も目を覚ましめるちゃんの胸の鼓動を確認し
安堵してまた眠りにつく毎日でした。

もう生きている事さえ不思議なくらい・・・
そう感じるようになった1/3の夜
必死にご飯を食べ始め・・・
今朝はご飯の催促をしてくれるようになりました。
トイレにも自分から行ってくれます。

奇跡かもしれない・・・そう感じました。

これは今日のめるちゃんです。
長男の御膝に入って喉を鳴らしていました。
イメージ 2

イメージ 3
病名がリンパ腫であるだけに・・・
先は見えているかもしれません。
でも・・・めるちゃんの生命力を信じたい。
そう思います。

それとね・・・1/1に挨拶に行ったうち二件の御方が
インフルエンザだと昨日発覚・・・
次男のセンター試験を来週に控え
なんとか気合で乗り切れないかと
思っている管理人です。

頑張ろうっと・・・頑張る~~!

まだしばらく心配なので、添い寝を続行します。

ふぅちゃsんも心配だったよね。
イメージ 4
そんなこんなの管理人一家でございました。

今年もどうぞお付き合いくださいね~❤

あ~~ん申し訳ないっす・・・困った時の【ふぅめる通信】

$
0
0
皆様~~こんにちは~★

夢幻ラビリンスの続きを書いていたんですけどね・・・
なんだか全然手につかなくて・・・
タイプが進まなくって・・・
今日は更新お休みにさせて~~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
申し訳ないっす❤
(お詫びに明日、大奥に咲いた恋の更新するから許して~~!)

だってさ・・・気が気じゃないんですよ。
いよいよ明日・明後日ですからね・・・

雪が降っている地域の皆様
受験生の皆さん大丈夫でしょうか。
どうか明日・明後日は気を付けて会場入りしてくださいね。

管理人地方も寒波の影響で
今日と明日は最低気温-6度でございますよ。
道路なんかガチガチに凍ってて・・・
コンクリートブロックに靴が張り付くくらいです。

では…お詫びに本日のふぅめるを見てやってください❤

母ちゃん・・・
イメージ 1
最近めるにばかり、高い缶詰あげてるでしょ・・・
イメージ 2
そんな態度だと~もう一緒に寝てあげないからねっ!
イメージ 3
母ちゃん…いいのよ~アタシにいっぱい美味しい缶詰頂戴ね~♪
イメージ 4
たくさん食べたら眠くなっちゃった~あがががが\\\
イメージ 5
もう!変な写真ばかり撮るんだから~~!
イメージ 6
おかげさまでめるは、その後元気にしております。
甘えてもくれますしご飯の催促もします。

ホント・・・ありがたい。

では~すみません。夢幻ラビリンスは月曜日にさせてください~♪
明日大奥をアップしますので。

許して~~
さすがの私も今回ばかりは無為だったわ~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
ではまた明日❤

週末【多肉通信】年越しマジカルちゃんの様子❤

$
0
0
皆様~こんにちは★

非常に寒いけど良いお天気の管理人地方です。

今朝・・・7時半過ぎ、無事次男君は出発し
到着したとの連絡が入りました。

出掛ける際・・・
庭の石を拾って火打石をしてあげたら(時代劇の見すぎ?)
次男君・・・
『あ~非の打ちどころもないようにってか?』と返し
出掛けて行きました。
さて・・・今日は文系教科。
づう額がメチャ弱い次男君・・・
なんとか点数を稼いできてほしいと願っております。


前振りが長くなりました。
では今年最初の多肉通信です~★

まずはマジカルキューティーの様子から・・・
イメージ 1

プラケースの中でプチプチを纏い
更にその上からフリースのロングカーディガンを夜は着せています。
(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
無事越冬できるとよいな~~❤

では・・・多肉ちゃんの様子など・・・
ハウスの中で・・・
月の王子・ピーチプリデ・ゴールデンクロウ・グリーンパールが
凍ってしまいました・・・

室内に入れてみたけど復活するとよいな。

なんたって最低気温-6度が続いていますから
無理もない世ね~~!

寒さに強いプラティフィラもハウスの中に入っています。
イメージ 2
ラベンダーは今が一番きれいな時期かも♪
イメージ 3
ブロンズ姫・・・さ憂さに強いから大好き❤
イメージ 17

ラウリンゼです。頑張ってます。
イメージ 4
ピンクプリティ・・・寒さに強くてよかった❤
イメージ 5
桃太郎・・・きゅっと締まっているけどすごく綺麗です❤
イメージ 6
野ばらの精も可愛い~~♪
イメージ 7
ジェイドポイントも紅葉が進んでいます~★
イメージ 8
今年はネックレス関係をハウスで育てています、凍らず頑張ってますよ~♪
イメージ 9
白牡丹・・・去年凍ったので用心しています。
イメージ 10
漸く乙女チックになった乙女心~❤
イメージ 11


ここからは室内グループ
桜吹雪です。現在象の足状態(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!
イメージ 12
紅吹きの松・・・こっちの方が幾分可愛いです。
イメージ 13
ペンデンス~❤大きくなりました~~★
イメージ 14
長男の部屋の出的を占拠している多肉たち~★
イメージ 15

イメージ 16
今日のところはこんな感じです。
では皆様・・・素敵な週末をお過ごしくださいね。
また月曜日、夢幻ラビリンスでお逢いしましょう~♪
受験生の母・・・もう一日頑張ろうね!!

週末【ふぅめる】&【多肉】通信

$
0
0

みにゃさ~~ん、こにゃにゃちは~★

アタシふぅちゃん
イメージ 1

アタチめるちゃん
イメージ 2
眠いのに…無理やり写真撮られて~~
アタシ・・・超不機嫌
イメージ 3
アタチは~ご機嫌~❤
イメージ 4

じゃあ・・・多肉通信行ってみるにゃ❤

なんでもね~来週はすんご~~い寒波が来るんだって!
もう母ちゃんビビりまくりでね~~
ハウスの多肉ちゃんを半分以上
家の中に入れるらしいにゃ。
イメージ 5

イメージ 6
増えている子は・・・一個だけ家の中に入れるんだってさ。
マイニャス10度って・・・怖いよにゃぁ・・・

今・・・週間天気予報を見てみたら
木曜日にマイニャス12度だって~~~!
ひえ~~・・・こたつに籠っちゃおうっと・・・


これはグリーンパ0ルっていうんだけどにゃ・・・
この間凍っちゃって家の中に入れたのにゃ
イメージ 7
そうしたら~~子供が生まれたらしい。にゃはははは~~❤
イメージ 8
これは去年の夏に溶けちゃったトップスレンダーだにゃ。
そのまま観察していたら新芽が出たのにゃ~~♪
イメージ 9
そしてこれは・・・お友達から貰ったマックスにゃ。
カットしたら根元から新芽が出たのにゃ♪
イメージ 10
山つづりにゃ・・・お日様が当たらなくても元気にしてくれてるにゃ。
イメージ 11
ワテルエイメリーはこの時期ちょっとしょぼいにゃ。
イメージ 12
蒼い渚も頑張っているのにゃ。
イメージ 13
月の王子にゃ・・・凍りそうになったのを家の中に入れたのにゃ。
イメージ 14
今日は既に家の中に入っている子の紹介にゃ。
もういいかにゃ・・・?
アタシはまた寝るにゃ♪じゃあまた明日にゃ~~❤
イメージ 17

ぐーぐー♪
イメージ 15
またにゃ~~♪
イメージ 16

≪夢幻ラビリンス≫にお付き合いいただきありがとうございました★

$
0
0
皆様~こんばんは★

夢幻ラビリンス全30話と短いお話でしたが
お付き合いいただき誠にありがとうございました。

怨霊だの・・・出てきちゃって
あまり人気はなかったかもしれませんが
また一組のシン君とチェギョンのお話を
完結できて本当に良かったです❤

明日からは≪大奥に咲いた恋≫の修正投稿と
二話ほど最終話前に挿話をお送りする予定です。

月・水・金はグランマを書かせていただきます。
次回作は・・・あだ今考え中です~(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!


雪・・・皆さんの地域はいかがですか?
管理人地方降ってきましたよ。
雪も積もりそうだけど・・・困ったことがひとつ
近くの道路の下の水道管が凍結したらしく・・・
先程地面が陥没し道路に水が溢れだし・・・
現在この地域

断水・・・

ひえ~~食事の支度どうしたらいいの~~~!
こんなに寒いのにお風呂どうしよう~~!
ホント困っております。

大雪にならないことを
お祈りしております。
ならないでねお願いだから・・・

お話にお付き合いくださった皆様~~
本当にありがとうございました★

=星の欠片~管理人 ★ emi ★


グランマ大号泣

$
0
0



その日・・・家族全員が揃っての夕食時、私はピョルの腕を突いた

こんな名誉な話は私の口からじゃなく、やっぱりピョルが言うべきだわ

ピョルは私からの催促に笑顔を浮かべるとひとつ頷いて深呼吸をする

『えっと・・・あの~私から報告したいことがあります。』
『なんだね?ピョル~随分真剣な顔で・・・』

これは私の夫の言葉

『ピョル・・・一体何の報告だ?早く言いなさい。』

これは父であるシンの言葉・・・母のチェギョンさんは堂々としたもので、笑顔でピョルを見つめている

弟ハヌルとウォルは目をらんらんと輝かす

さぁ~ピョル・・・言いなさい。言うのよ!

『私・・・海外交換留学生に選ばれてしまいました~♪』
『なにっ?本当かピョル・・・』
『グランパ本当ですぅ~♪』
『その制度は確か学年でも成績優秀者が選ばれるんだったな?母さん・・・』
『ええその通りよあなた。ピョルはすごいでしょう~♪おほほほほ・・・
シンの血を引き継いだのね。さすがだわピョル~♪』
『すごいじゃないのピョル。頑張った甲斐があったわね。』

チェギョンさんも嬉しそうに目を細めたわ

でも・・・

『ピョル・・・確か交換留学生は男女一名ずつだったな?』
『そうだよ。パパ・・・』
『男子は・・・誰が決まったんだ?』

シンのその言葉を聞いた途端、ピョルは少し顔を曇らせた

それもそのはずよ・・・あの時シンが≪もう二度と送って来るな≫と追い返した男子ですもの・・・

『あ~あのねパパ・・・ハン・テヤン君だよ。』
『なんだと!ピョル・・・それはダメだ。明日パパが学校に行って断って来よう。』
『えっ?どうして?・・・ダメなの?』
『当り前だろう。ピョルを家まで送って来るような男だ。留学先でよからぬことを企んでいるに決まってる。
男はみんな狼なんだぞ。いいなピョル!』

きぃ~~っ・・・言うに事欠いてピョルを家まで送ってくれた男子を狼扱いするなんて・・・

狼はあなたの方でしょ?シン・・・

『でもテヤン君は暗くなったから危ないって送ってくれただけで・・・悪い子なんかじゃないよ。
中学からずっと一緒だったから、私・・・テヤン君の事よく知ってるもん。』
『言うことを聞きなさい!』

全く聞く耳を持たないシンにピョルは抗議の目を向けると席を立ちあがった

『ピョル・・・ちゃんと食事をしないとダメだ。』
『パパは・・・横暴だ。ピョルの話なんかちっとも聞いてくれない。
パパなんか・・・大っ嫌い!!』

ピョルは食事もほとんど食べずにリビングを出て行ってしまったわ

ったく・・・シン、あなた横暴過ぎよ

そんなシンに向かってチェギョンさんは少し苛立った表情で言ったわ

『シン君・・・いくらなんでもあんまりじゃない?あれじゃあピョルが可哀想よ。
ピョルはきっと褒めて貰えると思って報告したのよ。なのにあんな言い方って・・・』
『仕方ないだろう?男子と一緒なんだぞ。それに・・・ただでさえピョルとは一緒に暮らせる時間が短いんだ。
手放したくなくて当然だろう?』
『シン君!!』

今度はチェギョンさんが立ち上がったわ

『それって私の事を責めているように聞こえるわ。ピョルが自分の思い通りの道を進めないなら・・・
シン君と結婚なんかしなきゃよかったわ。』

あ~~チェギョンさん・・・そこまで言う?言ってもいいけど・・・

見てみなさいシンのあの顔・・・顔面蒼白よ

チェギョンさんは空いたお皿を手にキッチンに立ってしまったわ

折角の嬉しい報告だったのに、シンの横暴な態度で台無しになっちゃったじゃないの~~!

どうしてくれるのよシン・・・

でもね・・・チェギョンさんとピョルから嫌われて、シンも相当なダメージを受けたみたい

あまり食が進まないまま部屋に戻ってしまったわ

後に残されたハヌルとウォルは、やはり食欲が失せたみたいよ

『グランマ~ピョル泣いているかなぁ・・・』
『きっと大丈夫よ。ピョルは強い子だもの・・・』
『グランマ~ピョルか~いそ~、でもパパもか~いそ~。』

まぁ確かにそうね

食事の後片付けをしながら、私は傷ついたピョルの為にせっせと海苔巻きを作った

『お義母様・・・海苔巻きなんてどうなさるんですか?』
『あ~ピョルがきっとお腹を空かせているから差し入れよ。』
『ありがとうございます。ピョルを気に掛けてくれて・・・お義母様・・・』

私はピョルの為に熱いお茶を煎れてそれと一緒にトレーに載せた海苔巻きを持ってピョルの部屋に向かった

<トントン>
『ピョル~グランマよ~♪』

部屋には鍵がかかっていたのかピョルはすぐに自ら扉を開けて、私を部屋に招いてくれたわ

『ピョル・・・お腹空いてるでしょ?食べなくちゃ。』
『グランマ~~~!パパ・・・酷すぎる。』
『ええそうね。グランマも酷すぎると思ったわ。でも大丈夫よ。あのあとパパはママに・・・すごく叱られていたから。』
『えっ?ママに?』
『≪ピョルが思い通りの道に進めないなら結婚しなきゃよかった≫とまで言っていたわ。』
『ママ・・・すご~~い!でも大丈夫でしょうか。パパとママ喧嘩になったりしない?』
『しないわよ。全面的にパパが悪いんですもの・・・
さぁ~ピョルお食べなさい。』
『はぁ~い!グランマの海苔巻きなんて久しぶり~~♪』

そうね・・・ピョルの運動会以来かしら・・・

『ありあわせの具材しかなかったから美味しいかどうかわからないけど・・・』
『そんなことない。すっご~~く美味しい♪』

ピョルは私と話をして気持ちが落ち着いたのか、持参した海苔巻きをぜ~~んぶ食べてくれたわ



翌朝・・・早々に朝食を済ませシンがリビングに入ってきた時には席を立とうとしていたピョル

『行ってきます。』

強張った表情でカバンを手に持ったピョルをシンは呼び止めたわ

『ピョル・・・待ちなさい。』

振り向こうともせずピョルはその場で立ち止まった

さて・・・シン、あなたはどうするつもり?私はシンが何を言おうとしているのか予想がついていたけど

口出しせず静かに見守ったわ

『なあに?パパ・・・』
『留学の事なんだが・・・』
『その事だったらもういいよ。自分で先生に断るから・・・』

そう言って一歩前にピョルが足を踏み出した時、とうとうシンは言ったわ

『行ってきて・・いい。』
『えっ?』

漸くピョルがシンに向かって振り向いた

『行ってきなさい。』
『パパ…本当?』
『あぁ。・・・・・・・・・・・・』

シンは本当だったらその後に続く言葉を言いたかったに違いない

でもチェギョンさんから止められていたんでしょうね。なにも言わなかったわ

『わ・・わ・・・わぁ~~~い!!』

ピョルはようやくシンに笑顔を見せた

シンも本当は行かせたくないのだろうけど、この娘の笑顔には勝てないわね

『本当に?本当に行ってきてもいいの?パパ・・・』
『あぁ。行っておいで。』
『うん!じゃあ早速先生に報告する。じゃあパパ~~行ってきま~~す♪』

満面の笑みで手を振りピョルは出掛けて行ったわ

シン・・・良く言えました

これもチェギョンさんの教育の賜物ね

偉いわチェギョンさん・・・

そんなシンを見つめチェギョンさんはやはり満面の笑みで頷いていたわ

後は私の夫の嘆きを慰めてやるだけだわ

夫もシンとさほど変わらない反応で、昨晩は愚痴られて大変だったもの・・・

それは私に任せておけばいいわ




クリスマスイブの夜・・・家族でパーティーをしている時、外のインターホンが鳴った

『あ・・・きっと私の友達だから、私が出るね~♪』

ピョル・・・ひょっとして?

そう思ったのは私だけじゃなかったみたい

シンは外のモニターを凝視して、一体誰が来ているのか確認しているみたい

それを背後から見ている私・・・シンとはやはり母子だわ。おほほほほ~♪

あ・・・やっぱり?ピョルに逢いに来ていたのは、一緒に留学するハン・テヤン君だった

テヤン君はどうやらピョルにプレゼントを持ってきたみたいね

そしてピョルもテヤン君にプレゼントを用意していたみたい

二人はプレゼント交換をしてテヤン君は帰って行ったわ

ピョルが戻ってくる気配に私はキッチンに入って行き、シンはリビングに向かったわ

戻ってきたピョルにシンは何気なく問い掛ける

『誰が来ていたんだ?』
『あ~一緒に留学するテヤン君だよ。プレゼント交換の約束をしていたの。』
『そっ・・・そうか。』

あ~~どんなにかその先を追及したかったことでしょうね

でももう二度と≪パパなんて大っ嫌い!≫といわれたくないシンは黙っていた

おほほほ~~~でもね、私は聞いちゃったわ~♪

ピョルがテヤン君にあげたのは手袋で、テヤン君がピョルにくれたのは星のモチーフのペンダントよ

シンには~~教えてあげないわ~おほほほほ~~♪


新年早々旅立つピョルの為に、その後我が家は準備に追われた

そしてピョルが旅立つ日・・・家族総出で空港まで見送りに行った私達一家

『グランパ・・・行ってきます。』
『ああピョル。身体に気を付けるんだよ。』
『グランマ・・・いっぱい勉強してきます。』
『ええ、ピョル・・・食事はちゃんととるのよ。』
『パパ・・・行かせてくれてありがとう。』
『あぁ・・・まめに連絡しなさい。』
『ママ・・・パパと喧嘩しないでね。』
『くすっ・・・しないわよ。一回り大きな人になって返って来なさいね。』
『ハヌル・・・ウォルの面倒ちゃんと見てね。』
『うん。任せておいて。』
『ウォル・・・いい子で待っていてね。』
『ピョル~~いつかえってくる?』
『90回寝たらね♪じゃあみんな~行ってきま~~す♪』

ピョルはハン・テヤン君と共に搭乗ゲートをくぐり・・・やがてその姿は見えなくなってしまった

えっ?・・・なにっ?・・・

ピョルの留学を一番に応援したのは私の筈なのに、涙が頬を零れて止まらない

『ぴょ・・・ぴょ・・・ピョル~~~~~!!』

幼い日・・・自分の父親が誰なのかを知りたいと、私と結託した日の事がよみがえる

あの日からピョルは間違いなく私の世で一番大切な存在だった

ピョル・・・早く帰ってきて~~~!!

人目の多い空港でしかもハン家が見ているその前で・・・私は自分の感情が抑えきれず号泣し続けた




イメージ 1

そしてやはり続いてしまうのです(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

しかし・・・寒い。寒すぎます~~!
大寒波…皆様どうぞ気を付けてお過ごしください。



グランマ放浪記

$
0
0


最愛の孫娘・・・ピョルが短期留学してからどれほどの月日が経ったのかしら・・・

『チェギョンさん・・・もう何日経ったかしら?』
『お義母様・・・まだ三日しか経っていませんよ。』

えっ?まだ三日?・・・

毎日気が付くと溜息ばかり吐いている

こんなことじゃいけないと思いながらも、何もする気になれないの・・・

ピョルのいなくなった我が家は、まさに陽の当たらない家のようなもの

ピョルの存在の大きさをしみじみと感じてしまったわ

はぁっ・・・食事も美味しくないし何もする気が起こらないわ

溜息ばかり吐いて二週間が過ぎた頃・・・同じように溜息を吐いて居るハン家の奥様から電話をもらったの

『まぁ~奥様・・・先日はお恥ずかしいところをお見せして・・・』
『何を仰るんです?イ家の大奥様。大奥様が叫ばなかったら私が叫ぶところでしたわ。』
『まっ・・・まぁ・・・そうでしたか。お~ほほほ・・・』
『大奥様。あまりお声が元気じゃないように感じますが・・・』
『ええ。ピョルがいないとなんだか寂しくて・・・何もする気が起こりませんわ。』
『はぁ・・・実は私もです。テヤンがいないと家の中が寒い位に寂しく感じてしまって・・・。』

ハン家の奥様と私は・・・今まさに同士のような気持ちだった

そんな私の頭にいい考えが閃いたわ

『そうだわ。だったら元気が出るように顔だけでも見に行っちゃおうかしら・・・』

まるで独り言のように呟いた私に、ハン家の奥様はいきなり明るい声で答えたの

『大奥様・・・それはいい考えですわね。ただ見に行くだけならお勉強の邪魔にもなりませんし・・・』
『ええその通りですわ。そっと物陰からね。おほほほほ~奥様、パスポートの期限は大丈夫でしょうか?』
『ええもちろん大丈夫ですわ。』
『yかったですわ。そうと決まれば・・・』

私達二人のグランマは結託し、その後入念な打ち合わせをした

そして飛行機の予約とピョル達がお世話になっている寮の近くにホテルを予約した

全ての準備が整った夜・・・私は夕食時に旅行に行くことを家族に打ち明けることにした

もちろんピョルのところに行くなんて言わないわ。おほほほほ~♪

『みなさん・・・私、明後日から少し旅行に行ってこようと思ってるのだけど、構わないかしら?』

ダメって言われても困るのよ。もう飛行機のチケットは取っちゃったしホテルの予約もしたもの

『ああ構わないよ。君も少しゆっくりしてきたらいい。ピョルが留学してから塞ぎ込んでいたからね。』
『ほほほ・・・気分転換してくるわ。あなた・・・』

シンもまったく構わないという顔で頷いた

まぁ・・・暇を持て余している隠居の身だもの、少しくらい留守にしても構わないわよね

チェギョンさんという主婦もいてくれるんだし

でも・・・どうやらそのチェギョンさんには、私の考えがお見通しだったみたい

食後後片付けをしている時にさりげなく聞かれちゃったわ

『お義母様・・・ひょっとして旅行先は・・・ピョルのところじゃ?』
『えっ?・・・・』
『あ~やっぱり。そうじゃないかと思ったんです。』
『あ・・・顔を見てくるだけよ。お勉強の邪魔なんかしないわ。』
『お一人で行かれるのですか?』
『まさか~~!ハン家の奥様もご一緒よ。』
『でしたら安心しました。お一人だったら心配ですもの。』
『元気にしているか・・・こっそり見てくるわね。』
『それでいいんですか?それだけで満足なんですか?』
『ええ。ピョルの顔さえ見られたら、それで十分なの~♪』

もう私の心はピョルの元に飛んでいた



出発の日・・・私は家の車を使い運転手にハン家に一旦立ち寄ってから空港に向かうよう伝えた

ハン家の奥様を拾って空港に向かう車中・・・私達は話したいことを我慢していた

もし運転手からチェギョンさん以外の家族に、ピョルに逢いに行ったことがバレたら・・・妬みを買ってしまうもの

チェギョンさん以外の家族のお土産は帰りに空港で買うことにしましょうとか・・・お互いに考えていたみたい

飛行機に乗り込んだ時・・・私達はまるで娘の頃を思い出したかのようにワクワクしていたわ

家族以外と旅行に出かけるなんて若い頃以来かもしれないわ

飛行機が空に飛び立った時・・・もう私達の気持ちは二人の元に飛んでいたみたいよ

『ご家族には何と言って出てきたんです?』

私がそう問い掛けると案の定ハン家の奥様はこう答えたわ

『お友達とちょっと旅行に・・・って。ほほほ・・・』
『まぁ~私もですわ。気が合いますわね。おほほほほ~~~♪』

通路の向こうに座っていたおじさんが、嫌味を含んだ咳払いなんかするものだから・・・

その後私達は静かに話しながら、ピョルとテヤン君に思いを馳せた

ん~久しぶりに食べると機内食ってなんだか味気ないわね

ホテルに着いてからちゃんとしたお食事をしましょう~~♪

何度か機内食が出た後、さすがに疲れて私達は少し眠ったわ

目が覚めたらピョルの住む町に到着よ~~♪



着いた・・・ピョルの現在住む町に到着したわ

私達は流暢な英語を駆使して(駆使してだから決して流暢ではないわね)空港からタクシーに乗り込み

滞在先のホテルに向かった

まぁっ♪素敵なホテルじゃないの~~♪

あまり贅沢はいけないと思って、そこそこのランクのホテルを選んだのだけど、大正解だったみたい

隣り同士の部屋に荷物を置いた私達は、早速ピョルとテヤン君のお世話になっている寮に行ってみたわ

まぁっ!なんだかレトロだけど素敵な寮ね

そう思って写真なんか撮っていた時・・・聞き覚えのある声が聞こえてきたの

あれは・・・テヤン君とピョルだわ

拙いっ!隠れなきゃ・・・咄嗟に私達は、ビルの陰に隠れて二人を見守った

二人はどうやら近くのオープンカフェにランチを食べに行くみたい

寒いのに若い子は平気ね

通りに面したテーブルに座り、二人ともメニューを見ながら流暢な英語で注文をする

『二人ともすごいわね。ちゃんと通じているわ。』
『ええ。素晴らしい発音ですね。』

その後次々と運ばれてきた料理にピョルは驚いたみたい

『テヤン君・・・いつも頼み過ぎだって!留学中の身で無駄遣いはダメだよ!』
『だって・・・俺はピョルの美味しそうに食べている顔が好きなんだもん。』

まっまぁ~~~♪

『大奥様・・・若いって本当に羨ましいですわ。』
『ええ。私もそう思います。いいですね・・・若いって・・・』

二人の楽しそうな食事風景をこっそりカメラに収める私達・・・

ピョルは間違いなく海外での短期留学をエンジョイしていることが確認できて、満足した私達は食事に向かった




夜・・・其々の部屋に戻り寛いでいた時、私のスマホが鳴り響いた

あ・・・ピョルだわ~♪

私はものすごく興奮しながらその電話を取った

『ピョル~♪』
『グランマ~♪』
『元気・・・そうでよかったわ~❤』
『グランマ・・・どうして声かけないんですか?』
『えっ?・・・なんの・・・こと?』
『テヤン君のおばあちゃんと一緒に来ているでしょう?』
『えっ?バレちゃった・・・の?』
『もぉ~バレてますよぉ~~♪あんな場所で写真撮ってる人いないもの~あはは~~♪』
『ま・・・まぁ・・・バレちゃったのなら仕方ないわね。ピョルに逢いたくて来ちゃったのよ~おほほほほ~♪』
『声も掛けずに帰るつもりだったんですかぁ?』
『ええ。お勉強の邪魔になってはいけないと思って~おほほほほ~♪』
『グランマ・・・明日の夕食ご馳走してください~~♪』
『えっ?本当?』
『もう一泊位はこちらにいるのでしょう?』
『ええ。二泊したら帰るつもりよ。』
『じゃあ明日夕食をご馳走してください~~!グランマと一緒にご飯が食べたいですぅ。』
『ええ、もちろんよ。でもハン家の奥様も一緒でいいかしら?』
『テヤン君のおばあちゃんにはテヤン君が連絡してくれてますぅ。』
『そう。わかったわ。じゃあ明日・・・美味しいもの一杯食べましょうね~♪』
『わ~~い♪』

明日ピョルに面と向かって逢える・・・あの可愛い手に触れられると思うと、その晩私は嬉しすぎて

なかなか寝付けなかったの

まるで遠足前日の子供のようね。おほほほほ~~♪



イメージ 1

寒いのももう少しの辛抱だと
自分に言い聞かせてはいますが・・・
マジ寒い(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

そんな寒い日に家のあちこちが方が来て
業者さんが見積もりにやって来ていたんですぅ・・・
更新、遅くなっちゃいました~♪

週末【ふぅめる通信】

$
0
0

みにゃさ~~ん、こにゃにゃちは~★

アタシ・・・ふぅちゃん
あらやだ・・・なんだかちょっと不細工~!
イメージ 1
歳をとっても~美容には気をうかうのにゃ・・・
イメージ 2
そして猫じゃらしが大好き~~❤
イメージ 3
アタシ・・・めるちゃん
イメージ 4
母ちゃんの掃除が行き届かないところが好き~❤
イメージ 5
しゃむいから・・・寝てばかり~~!
イメージ 6


本日のふぅめるです。
めるは年末年始が嘘のように
元気にしています。

ふぅちゃんは毎晩おふとんには言って一緒に寝ているけど・・・
昔ほど温かくないのは痩せたせいかなぁ・・・

では多肉通信に続く❤

週末【多肉通信】

$
0
0

皆様~こんにちは★

寒い日が続いていますね。
体調崩したりしていませんか?

大寒波真っただ中でほt輪舞の多肉ちゃんを
家の中に避難させたのでいい写真はありませんが
良かったら見て行ってください❤

さすがに家の中も寒くてね・・・
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3
紅化粧・・・おp日様宛ててあげたいけど室内は日当たりが悪いのです。
イメージ 4
エケも何とか生存しています。
イメージ 5
赫麗・・・日中数時間だけお日様に当たるんです。
イメージ 8
デビー・・・葉挿しは家の中でも凍っちゃったよ。
イメージ 9
バイネシー・・・下葉は嗄れちゃってるけどまぁ元気。
イメージ 13


ここからは外のハウスにお住いの皆さん
センベル・・・強くて助かります。
イメージ 10

イメージ 11
ブロンズ姫と姫秋麗・・・よく頑張ってるよね。
イメージ 12

最後にマジカルキューティー
現在こんな感じです。何とか越冬できそうな予感がします。
イメージ 7

イメージ 6
来週になったら少しは寒さが緩むかな。
それを避退しています。
でも・・・エケたちをハウスに戻すのは
もうちょっと先にするかも。
また大寒波が来たら…怖いもの・・・


では~皆様、寒いですが素敵な週末をお過ごしくださいね。
また月曜日、グランマでお逢いしましょう~❤

大変残念な報告

$
0
0
皆様こんにちは。

また月曜日にグランマで・・・と書いたのが土曜の事・・・

今朝3時30分過ぎ・・・
めるちゃんが逝ってしまいました。
イメージ 1

年末年始にダメかと覚悟していためるちゃんが
もちなおしたのは・・・やはり奇跡だったようです。
イメージ 2

覚悟していたとはいえ
やはり・・あの甲高い鳴き声がしないのは
寂しくてなりません。
イメージ 3

まだ14歳にもならないのに・・・
本当に残念です。
イメージ 4

めるちゃんをに火葬し埋葬してまいります。

お話の更新までしばらく時間をください。

めるちゃんを愛してくださった皆様
ご心配くださった皆様
イメージ 5

本当にありがとうございました。

一緒に暮らせて楽しかったよ。
める…またいつか逢おうね。

グランマ大満足

$
0
0


翌日の夕方・・・私とハン家の奥様は二人を迎えに寮に向かった

ピョルだわ~♪ピョルとテヤン君は私達に向かって手を振る

『ピョル~~♪』『テヤン~~♪』

同時に駆け出す私達・・・寮の前で熱い抱擁を交わす・・・とはいってももう今は私よりピョルの方が

断然背が高いのよ

もちろんハン家のテヤン君もね

『もぉ~グランマ・・・せっかくここまで来たのに、声も掛けずに帰るなんて反則ですぅ~~!』
『だってぇ・・・』

非常にバツが悪く口ごもる私・・・でもピョルと面と向かって逢えた嬉しさは隠し切れないわ~♪

『グランマ~お食事に行きましょう♪』
『そうねピョル、でもグランマはこの辺りに土地勘がないから、美味しいレストランとか予約はできなかったわ。』
『私とテヤン君が案内しますから~♪』

私達は孫達の案内でちょっとお洒落なレストランに入って行った

『ピョル・・・このお店はよく来るの?』
『まさか~~!私達が行くのはせいぜいファストフードですよぉ。ここはこの辺りでも有名なお店なんです。
一度も入ったことないけど~あはは~♪
でもグランマ・・・テヤン君にはいつもご馳走して貰ってるんです。今日はグランマに甘えちゃっていいですか?』
『もっちろんよ~~♪』

外食がファストフードばかりだなんて、栄養が偏ってしまうわ

まぁ普段は寮の食事を食べているんだろうけど・・・

『今日は何でも好きな物一杯食べて頂戴ね~♪』
『わぁ~い♪』

四方に椅子が置かれたテーブルに案内された私達・・・ピョルとテヤン君は早速メニューを見て注文を始めた

二人に任せておけばきっと大丈夫ね

『え~っ・・・サラダはメインの付け合わせに野菜がついて来るからいらないよ。』
『テヤン君それじゃあダメなんだよ。この温野菜のサラダも食べよう。』

あら・・・テヤン君ったらピョルにダメ出しされてるわ

女性が強いのはイ家の家系かしら~まるでチェギョンさんをみるようだわ~おほほほほ~♪

でも・・・こんなところをシンが見たら大変ね

シンはもうテヤン君に警戒心しか持っていないもの




しばらく楽しく談笑していると、どうやら食事が運ばれてきた様だわ

まぁっ!私達には柔らかく煮込んだお肉料理ね。気が利いてるわ

ピョルとテヤン君はステーキをメインのコース・・・私達にも煮込み料理のコースを注文したのね

昨晩ハン家の奥様と飛び込みで入ったレストランは、やはりどうってことがなかったからとて群れしいわ

『『いただきます。』』

食べ始めたと同時にピョルはボーイに、私たち二人に紅茶を出してくれるようお願いした

すぐにボーイは温かい紅茶をポットに入れて持ってきたわ

それを見ていたハン家の奥様は感心した表情で目を細めた

『まぁ・・・ピョルちゃんはさすが女の子ですね。気が回ること・・・』

食事をしながらも何かと皆の世話を焼きたがるピョルを見て、相当羨ましくなったみたいよ

『あはは~テヤン君のおばあちゃん、ただお茶を頼んだだけじゃないですかぁ・・・』
『ううん。そんなことないわ。うちには男の子しかいないから、大奥様が本当に羨ましいですわ。』

あら・・・ハン家のお孫さんは男の子ばかりなのね

おほほ~~いいでしょ。あげないわよ

『ピョルは目に入れても痛くないほど可愛い初孫ですから~おほほほほ~♪』
『先程から見ていましたが、ピョルちゃんは本当にしっかりしていて・・・きっとお母様の躾がよろしいんですわ。
うちのテヤンに見習わせたいくらい・・・』
『ええ。うちのチェwギョンさんがピョルをこんないい子に育ててくれたんですの。
感謝してもしきれませんわ。』
『お嫁さんをそんなに褒められるなんて・・・大奥様は幸せですわ。うちのお嫁さんと来たらあの通りで・・・』

あらやだっ!テヤン君の前で母親の悪口はいけないわ!

私はハン家の奥様の腕をそっと突いた

『あ・・・あら私ったら失礼いたしました。でもテヤンは祖母の欲目じゃなくてもとてもいい子だと思いますわ。
父親に似て気持ちは優しいし、何より次男ですからね~ピョルちゃんいかが?』

それを聞いたテヤン君は顔を赤らめてハン家の奥様に抗議した

『ばあちゃん!』
『あ・・・テヤン、余計なことをごめんなさい~うふふふふ♪』

でもいいことを聞いたわ

テヤン君が次男だなんて・・・

あのきついご婦人と一緒に住むことはなさそうだし、一考の価値はあるかもね

大丈夫よハン家の奥様・・・二人はクリスマスプレゼントを交換する仲ですもの、

そのうちステディな交際に発展するかもよ~♪

まぁそうなった時には。父親のシンの対応が不安ですけどね~おほほ

なんたって嫉妬深いから、あの子ったら・・・

和やかに食事をしそろそろ食べ終わる頃、ピョルったらまたテヤン君にダメ出し?

『テヤン君・・・サラダも食べなきゃ・・・』
『野菜はあまり好きじゃないんだって!』
『寮の食事もそうやって残すでしょ?今日はグランマのおごりなんだから、ちゃんと食べないと叱られるよ!』

あら・・・人様のお孫さんを叱るなんて・・・しないわよ~♪

でも一応ピョルの顔を立てて私はテヤン君を無言で見つめた

『あ・・・はい、食べます。』

必死に温野菜のサラダを口に運ぶテヤン君・・・

それを見ていたハン家の奥様は満面の笑みを浮かべると感心して呟いた

『まぁ・・・テヤンったらピョルちゃんの言う事なら聞くのね。
ピョルちゃんが一緒だったら、私はとても安心できるわ。』

いやきっとそれは・・・私の無言の抗議のせいね。おほほほほ~♪

デザートもたくさん食べて満足した私達・・・ハン家の奥様も私も十二分に孫不足を解消できた

寮の前まで二人を送って行った時・・・私達は互いの孫の手を握り別れを惜しんだ

もうこれで十分・・・あと二カ月ちょっとピョルの成長を楽しみに大人しく待っていられるわ



ホテルまで二人で歩きながら、私達は興奮冷めやらない様子で語り合う

『イ家の大奥様・・・先ほどはお見苦しいところをお見せして申し訳ありません。』
『いいえ~~ハン家の奥様、うちのピョルこそなんだか仕切っているみたいで・・・おほほ・・・』
『いいんですのよ。女の子はあのくらいしっかりしていて当然なんです。大奥様が本当に羨ましいですわ。』


目を細めたハン家の奥様・・・この目はテヤン君の嫁にピョルをロックオンした目に違いないわ

まぁでも・・・そんなことは当人同士の問題だしぃ~ピョルとテヤン君に任せましょう

その後私達は愛する孫たちと食事をした興奮状態のまま・・・ホテル内の土産物店でごっそり土産物を買い込んだ

あら?よく考えたら私達・・・ここに来ているのは秘密じゃなかったかしら?

まぁ~そんなことはなんとでもいいわけが付くわ~おほほほほ~♪






翌日ホテルを引き払い、空港に向かった私達

搭乗時間はもう目の前・・・搭乗手続きを済ませ、ゲートをくぐろうとした瞬間・・・

『グランマ~~♪』『ばあちゃ~~ん♪』

うわ・・・信じられないわ

この声は最愛の孫娘の声・・・私達は同時に振り向いた

すると息を切らせたピョルとテヤン君がそこに立っていた

『どうしたの二人共・・・』
『学校は?』

そう問い掛けた私達にピョルとテヤン君は答えた

『ちゃんと先生に行ってきたよ。』
『ばあちゃんを見送りに行くって・・・』

もう一度顔が見られるとは思ってもみなかったわ

私はピョルの身体をしっかり抱き締めた

ハン家の奥様も同じようにテヤン君を抱き締めた

『じゃあ帰るわねピョル。』
『気を付けて学校に戻るのよテヤン。』

握りしめた手を離し私に手を振った時、ピョルは少し涙ぐんでいた

やはり見送る方が寂しいのかしらね・・・

ピョルとテヤン君に見送られ私達は帰りの飛行機に乗り込んだ

もう寂しくはないわ。だって・・・ピョルはあと二カ月と少しで戻って来るんだもの~♪




イメージ 1


あ~~テンションマックスのグランマにはならなくて
すまんですぅ(≧▽≦)ノ”ギャハハハ!

雪が降りだしそうですね。
雪の予報が出ている地域の皆様
どうか被害がありませんように・・・

今日グランマの更新をしてしまったので
明日は大奥にします。
来週からはいつも通りで❤

週末【ふぅちゃん通信】

$
0
0
みにゃさ~~ん、こにゃにゃちは~❤

アタシ・・・ふぅちゃん
イメージ 1
めるがいなくなってしまって・・・寂しいにゃ・・・
イメージ 2
母ちゃんは・・・めるのご飯も用意して
毎日トイレも掃除しているにゃ・・・
イメージ 3
でも・・・その度にがっかりした顔をするのにゃ・・・
イメージ 4
だからアタシ・・・めるのご飯も食って~
めるのトイレでん~ちしてやったのにゃ
イメージ 5
偉いでしょ~~♪
イメージ 6
母ちゃんにはバレてたみたいだけどにゃ・・・にゃはははは~♪
イメージ 7
めるにおはなをいただいたのにゃ❤ありがとうにゃぁ~♪
食わないから。
イメージ 8
寂しくなっちゃったけど・・・アタシ、我が家の番猫頑張るにゃ!!
イメージ 9


実際・・・最後にアップした1/27のふぅめる通信のめるですが
皆さん『元気そうだったのに…』と仰ってくださいました。
私もそう思っていました。

でも改めて写真を見ると
やはり死期が近いことが写真に現れていたように思えます。

すこしづつ…泣かないように
名前を呼んで姿を探さないように
してまいります。

これからもふぅちゃんを・・・
どうぞよろしくお願いいたします❤

今週は多肉通信はお休みいたします。

皆様~素敵な週末をどうぞお過ごしくださいね。
また月曜日グランマでお逢いしましょう~★

グランマ凱旋帰国

$
0
0



帰りの飛行機の中・・・私とハン家の奥様は興奮状態で楽しかった二日間の事を語り合った

『イ家の大奥様・・・思い切って出かけてよかったですわ。』
『本当に・・・とても楽しい思い出になりました。可愛い孫娘にも逢えたし・・・ほら、ご覧ください。
写真もいっぱいですの♪』

私がデジカメの画像を見せるとハン家の奥様もスマホの画像を見せた

『ふふふ・・・私もですのよ。』

あまり期待していなかった機内食も、ピョルに逢えた幸福感からか文句も言わずに食べたわ

『イ家の大奥様・・・今後ともどうぞよろしくお願いいたします。』
『私こそ~帰国してからも頻繁にお逢いしましょうね。』
『ええもちろんですわ♪』

共に留学した孫を持つ祖母同士・・・なんだか固い友情が芽生えてしまったみたいよ~♪

こうして畿内二泊現地二泊の私達の楽しいプチ旅行は終わりを告げた



飛行機から降りて荷物を受け取った私達は、うちの運転手さんの到着を待っていた

飛行機の時間は前以て知らせておいたから、そろそろ来てもいい頃よね・・・

そう思って辺りを見渡した時・・・聞き覚えのある可愛い声が空港内の喧騒の中に響いた

『グランマ~~~~♪』

あら?この可愛い声はウォル?さらに私は辺りを見渡した

するとp私に向かってゴム毬のように駆け寄ってくるウォルの姿が目に飛び込んだ

『ウォル~~♪』

あぁぁ・・・ダメよウォル!こんな人の多いところで走っては・・・そう思った瞬間、さすがね・・・

チェギョンさんがウォルを諭したわ

『ウォル~走ってはダメよ!』
『はいっ!!』

勢いのついたゴム毬のウォルはその場でバウンドするかのように足を止め、今度は慎重に一歩一歩私に近づく

そして私の前まで来ると私に抱きついた

『グランマ~♪』
『ウォル~~♪』

私はしゃがみ込みウォルの身体を抱き締めた

『グランマ~お帰り~♪』
『ウォル~ただいま♪』

ウォルに追いついたチェギョンさんは、ハン家の奥様に会釈をすると私に微笑みかけた

『お義母様・・・こちらにちょうど用事があったものですから、ウォルとお迎えに来ちゃいました。』
『まぁ~ありがとう。こちらはハン家の奥様よ。』
『はじめまして。チェギョンと申します。テヤン君にはピョルがとてもお世話になっているようで・・・
今回も義母と同行していただき感謝しています。』
『まぁ~そんなぁ。私の方こそ、イ家の大奥様に連れて行っていただいたような形なんですよ。
ピョルちゃんが別嬪さんだと思ったら、お母様とそっくりでしたのね。それにウォル君もよく似てらして・・・』
『ええよくそう言われます。さぁ・・・車に参りましょう。お送りいたします・』

チェギョンさんは私とハン家の奥様のお土産を一手に引き受け、車まで運んでくれたわ

おほほほほ・・・またハン家の奥様に我が家の株が上がってしまうわね

私達はチェギョンさんの車の後部座席に乗り込み、チェギョンさんは買ってきた土産をトランクに積むと

車を出発させた

助手席のウォルはジュニアシートから振り向いて、一生懸命私達に話しかける

ハン家の奥様はウォルのそんな様子に目を細めた

『イ家の大奥様・・・いいですわね。このくらいの子供って、たくさん元気をくれますね。』
『ええそうなんですの。ウォルは無邪気で屈託がなくて・・・可愛くて仕方がありませんわ。』
『大奥様が本当に羨ましいですわ。』

だったらお嫁さんにもう一人産んでもらったらいいのに・・・でもテヤン君の上にお兄ちゃんがいるくらいだから

無理かしらね・・・

やがてハン家の前に車が到着すると、私とハン家の奥様は別れを名残惜しんだ

チェギョンさんはハン家の奥様の荷物をトランクから降ろし、どうやら家までそれを届けるみたい

『お義母様・・・私、荷物を運んでお見送りしてきますね。ウォルと一緒に待っていてくださいますか?』
『ええ。チェギョンさん悪いわね。』
『とんでもない。』

ハン家の奥様の後を両手いっぱいの土産物を持ったチェギョンさんは、ハン家の敷地に入って行った

これで完璧に次回お食事をした時には、チェギョンさんへの賛美の嵐になるわね

おほほほほ~~♪

でも≪うちの嫁と来たら・・・≫は勘弁していただきたいわ



暫くウォルと久し振りのおしゃべりを楽しんでいたら、チェギョンさんが戻ってきたわ

再び運転席に乗り込んだチェギョンさんは、自宅に向かって車を発進させた

『お義母様・・・ピョルは元気にしていましたか?』
『ええとっても元気にしていたわ。実はね・・・ピョルにこっそり写真撮っていたのを見つかっちゃって
一緒にお食事できたのよ~♪』
『くすくす・・・見つからない筈ないですよ。ピョルは勘が鋭いんですから・・・
それにお義母様が大好きですし・・・』
『ピョルのおかげでとても楽しい旅行になったわ。それにね・・・空港まで見送りに来てくれたのよ。』
『えっ?本当ですか?』
『ええ。ちゃんと先生の許可をもらって、テヤン君と一緒に見送ってくれたの~♪』
『そうでしたか。ピョルもきっと嬉しかった筈ですよ。ところでお義母様・・・お土産の購入先・・・いいんですか?
お義父様やシン君にバレちゃいますよ。』
『もぉ~いいわよ。だってどうせお父さんやシンは行けないんだし~おほほほほ~~♪』



やがて車は自宅の敷地内に入って行く・・・

家に入った私はチェギョンさんにはその国特有のインテリア雑貨・・・ウォルには玩具を渡した

メイドさんたちにはお菓子だけど・・・もしかしたら数が足りないかもよ~~!

そのうちにはハヌルが帰宅し・・・お土産に買ってきた文具を渡すととても嬉しそうな顔をしてくれた

夜になって夫とシンが帰宅し・・・食事をしながらさりげなく土産を手渡してみる

二人にはネクタイよ。ちょっと派手だったかしらね・・・おほほほほ~♪

シンはしっかりその箱をチェックし、そのネクタイがピョルの留学先の生産であることを知って私に食い掛った

『母さん・・・一人でピョルに逢いに行ったんですか!ズルいじゃないですか!』
『シン・・・あなたはお仕事があるでしょう?』

そしたら夫も言う

『母さん・・・私だったら少しくらい休暇を取ってもよかったのに・・・一緒に行きたかった。』

全くどいつもこいつも・・・

『それで・・・ピョルは元気にしていたのですか?写真を撮ってきたんでしょう?』
『えっ?ええ撮ってきたわ。』

私はデジカメじゃなくスマホの写真をシンに見せた

デジカメにはテヤン君と一緒に食事するピョルや・・・四人で撮った記念写真が入っているんですもの

見せるわけにはいかない~~♪

そうしたら更にシンはスマホの写真を追求する

『この母さんと二人で撮った写真は、一体誰が撮ってくれたんです?』

そりゃあテヤン君に決まってるじゃないの~~♪とは言えないわよね


『寮のおばさんに撮っていただいたのよ。』
『そう・・・ですか。』

なんだか釈然としない顔のシン・・・でもそれ以上の追求は受けずに済んでよかったわ

チェギョンさんには~撮った写真ぜ~~んぶ見せたけど、夫やシンには見せられないわね

さぁ~あと二カ月とちょっとしたらピョルが帰って来るわ

ピョルが成長して帰って来るのが楽しみだわ

それまで私はハン家の奥様とお茶でも飲みながら、楽しかった旅行の話をして帰国の日を待ちましょう♪





イメージ 1

ぶひぃ・・・投稿に三度失敗するなんて
初めてです・・・

最初投稿した時間から一時間も経っちゃったよ。


Viewing all 1451 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>