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Channel: ~星の欠片~
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グランマ秘密厳守

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高校二年生となり短期留学していたピョルとテヤン君は、学校でも注目の的みたい

その年秋の学園祭では、三年生を差し置いて校内のミスとミスターに選ばれたって

ハン家の奥様から聞かされたわ

なんて素敵なの~さぞかし絵になる二人だったことでしょう~♪

見に行きたかったけどピョルの学校の学園祭は、一般に公開していないのよね・・・

残念だわ。残念過ぎる~~!

そんなある日の事・・・私は月に二回のペースでお逢いしているハン家の奥様とのランチに出かけたの

その時・・・奥様から聞いちゃったのよね~♪

『イ家の大奥様・・・先日ピョルちゃんがうちに遊びに来たんですよ~♪』
『ま・・・まぁそんなことがあったんですか?ピョルったら私に秘密なんて・・・』
『そんなことないと思いますわ。学校の行事で出掛けた帰りにちょっと立ち寄っただけですから。』
『そうでしたの。』

少し安心したわ

『イ家の大奥様・・・あの二人、すごくいい雰囲気なんですよ~♪』
『そりゃあ留学当時からとても仲が良かったですもの~♪』
『いいえそうではなくて・・・どうやらお付き合いを始めたみたいな雰囲気を感じました。』

えっ?なんですって!ピョルから何も聞いていないわ

『ハン家の奥様はテヤン君から何かお聞きになったんですの?』
『いいえ~まさか、そんなことテヤンは話してくれません。私が勝手に察しただけです。』

良かったわ。私が人より後にピョルの恋愛事情を知るなんて、面白くないもの~!

『そうでしたの。』

そう平然と答えたけれど、内心は一刻も早く家に帰ってピョルの帰宅を待ち構えたい気分の私だった



そしてその晩・・・食事が終わった後、私はピョルの部屋を訪ねた

<トントン>
『ピョル~♪gグランマよ。ちょっといいかしら~?』
『どうぞ~♪』

ピョルの部屋に入った私は、部屋の隅に置かれたソファーに腰を下ろすとピョルに問い掛けた

『ピョル…今年の学園祭で、テヤン君と一緒にミス・ミスターに選ばれたんですって?』
『そうなんですよ~グランマ♪テヤン君のおばあちゃんから聞いたんですか?』
『ええ。テヤン君のおばあちゃんが教えてくださったのよ。』

本当はピョルの口からききたかったわ・・・

『そうだったんだ~♪』
『二人はとってもお似合いだもの・・・素敵な後夜祭になったことでしょう~♪グランマも見たかったわ。』
『あ~グランマ・・・私も見せたかったんですぅ。でも父兄も入れないなんて、あんまりじゃありませんか?』
『本当よね・・・』

さてピョルは言うかしら・・・私に報告があるかしらね~~♪

私はさりげなく誘導尋問してみることにした

『テヤン君とは中学から一緒だもの、気心も知れているし・・・留学も一緒だったものね~♪』
『あ・・・あの・・・グランマ、実は・・・』

来るかしら?いよいよ初めての恋人発言が~~!

『どうしたの?ピョル・・・』

努めて平然と問い掛ける私

『後夜祭の後・・・テヤン君に告白されたんですぅ・・・』

来た~~~!とうとう来たわ❤

『そう・・・テヤン君はピョルのこと大好きって感じがしていたのよ♪
それで・・ピョルはなんと返事をしたの?』
『私もテヤン君が好きだって・・・』
『まぁ❤』

おほほほほ~~♪カップル成立ね♪

『初めての彼ができたのね。ピョル・・・おめでとう♪』
『グランマ~ありがとうございます。』
『チェギョンさんには話したの?』
『あ~実はまだ話していないんです。グランマからこっそり話して貰えませんか?』
『私が話して・・・いいの?』
『はい。なんだか照れくさくって。えへへ~~♪』
『解ったわ。私からチェfギョンさんに話しておくわね。』
『あ・・・でもグランマ!グランパやパパには・・・』
『もぉ~わかっているわよ。内緒にするわ。』

男親は娘の彼とかに目くじら立てるのが一般的

特にうちは特別嫉妬部深いシンがいるんですもの~そんなこと口が裂けたって言えやしないわ

『グランマに…任せておきなさい♪』
『はいっ♪』

ウインクを残しピョルの部屋を後にした私は、食事の後片付けをしてくれているチェギョンさんの元へ急いだ

幸いハヌルとテヤンは夫やシンと遊んでいるらしく、リビングから笑い声が聞こえる

今がチャンスだわ~~!

私はキッチンで洗い物をしているチェギョンさんの横にそっと立ち、小さな声で呟いた

『チェギョンさん・・・あのね、ピョルに彼ができたそうなのよ。』

チェギョンさんは洗い物の手を止め、私に視線を向けると口角を上げた

『お義母様・・・ひょっとしてテヤン君ですか?』
『あら!わかっちゃった?』
『ええ。わかりますとも。ピョルが話す男の子の話題って、テヤン君の事だけですし・・・』
『あ・・・でもね、主人とシンには内緒よ。』
『もちろんですとも!お義父様はともかくシン君には絶対に知られないようにしないと・・・
あの短期留学の時でさえあの剣幕でしたから
交際しているなんて知ったら・・・三日間ハンストしかねません!』

そうよね~きっとそうなるわ~

まぁその時にはチェギョンさんが、シンに三下り半を叩きつけてやればいいのよ!と内心思いながらも、

我が家の平和が一番と考え、ピョルの初めての彼の事はチェギョンさんと二人きりの秘密にしたわ

暫くは穏やかに時が過ぎていった

もちろん私もチェギョンさんもピョルの恋人の事は、他の家族に内緒にしていたわ

でも・・・その後ふたつも大きな問題が勃発したのよ

もぉ~~本当に頭が痛いわ!




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グランマ・・・また何か悩みを抱えそうですね。

さて大奥の方は今週26・27話を修正投稿させていただき
来週からは月・水・金の新規更新で
グランマと交互になります。

どうぞよろしくお願いいたします




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