それから数日間・・・チェギョンは留学のための準備に追われ、漸く学校に行けたのは留学前日
すなわち≪この学校を去る挨拶≫をする日だった
学校に到着し既に席に着いていたガンヒョンに、いち早くその事をチェギョンは打ち明けた
『ガンヒョン…あのさ、急な話なんだけど…私、留学することになった。』
『えっ?なに言ってんのアンタ。冗談もいい加減にしなさいよ!』
『冗談なんかじゃないよ。本当の事。』
『どうしてこんな時期に?まぁアンタが転入して来たのだって十分変な時期だけど、今留学だなんて。』
チェギョンは心の中にわだかまっていた悔しさをガンヒョンにぶつけてみる
他にそんな話をできる相手はいないのだ
『元々私は…皇室親衛隊を壊滅させるために送り込まれた人間でしょ。』
『ええ確かにそうだけど。。。』
『もうお役御免ってことらしいよ。なんか…トカゲの尻尾切りみたいなもん?』
自嘲気味に笑うチェギョンに、ガンヒョンは表情を変えた
『内官のお父さんにそう言われたの?留学しろって!!』
『うん。ありがたい事に皇帝陛下からのご配慮らしいよ。大学もイギリスで手配してくださるんだって。
なんか私…いい様に振り回されているよね。』
『なにそれ!!アンタ馬鹿にされてない?ったく…』
怒りに満ちた形相でガンヒョンはすくっと椅子から立ち上がると、どこかに行こうとする
『ガンヒョン?どこに行くの?』
『ちょっと文句言いに!!このままじゃあ腹の虫が納まらないわよ!!アンタはここにいな!!』
それだけ言い残すと教室を出て行ってしまったガンヒョン
チェギョンは憂鬱な表情で机に突っ伏し溜息を吐いた
ガンヒョンの向かった先は、もちろん映像科の特進クラスあった
ガラリと乱舞に扉を開け、教室内を一睨みすると冷ややかな声で誰ともつかず問いかけた
『殿下いる?』
その声に反応し対応に現れたのはギョンだった
『なんだ~♪美術科のかわいこちゃんじゃん♪』
『っつ…殿下の腰ぎんちゃくね。』
『腰ぎんちゃく?失礼なっ!!俺はチャン・ギョンと言って…』
長くなりそうなギョンの自己紹介をガンヒョンは左手でギョンの口を塞いで遮った
『そんなことより急ぎの用事があるのよ。殿下はどこにいるの?』
『皇太子ルームだよ。』
『ありがと。』
即座にその場を後にするガンヒョンをギョンは追いかけた
腰ぎんちゃく呼ばわりされたことが悔しくて堪らない様子である
だが、ガンヒョンの早足はギョンが驚くほど速く、ギョンは結局皇太子ルームまで
ついて来てしまったようだ
<ガチャリ>
ノックもせず皇太子ルームに押し入ったガンヒョン。。。ソファーに座っていたシンは
ガンヒョンを一瞥するとつまらなそうに口を開く
『なんだ?イ・ガンヒョンか…』
『イ・ガンヒョンかじゃないです!!一体皇室はチェギョンをなんだと思ってるんですか?』
あまりにも怒りに満ちたガンヒョンの表情に、シンは首を傾げながら答えた
『なんの…ことだ?』
『チェギョンはアンタのためにこの学校に転入させられて、用が済んだら海外にお払い箱って!!
なに?アンタ…知らないの?』
『しら…ない…。海外に…お払い箱…』
『陛下のありがたいご配慮で、海外の大学まで手配されたそうよ。ねえ…どうしてあんたが知らないの?』
シンの頭の中で自分の行動の一部始終が駆け巡る
そしてハッ!と何かに気がついたように目を見開いた
『まさか…あのことが原因…』
呟いたシンの言葉に食いつくガンヒョンは、シンの胸倉に掴みかかる
『何をしたのよ!!アンタ・・・チェギョンに一体何をしたの!!』
仮にも皇太子殿下である。。。あまりにもの暴挙に、あとから皇太子ルームに入ってきたギョンは
見兼ねて間に入った
『君!落ちつけよ!!』
『これが落ち付いていられるもんですかっ!!』
ギョンは冷静にシンの方を向くと、憔悴したシンに問い掛ける
『シン…ちゃんと説明しなよ。彼女このままじゃあ気が収まらないよ。』
『俺が…皇帝陛下の部屋の前で、態々皇帝陛下に聞こえるように
シン・チェギョンとの交際宣言をしたからだ。』
『なんですって?内官の娘であるチェギョンとの交際をそんな場所で?』
『あぁ。恐らくお怒りになった陛下が指図したんだろう。
ギョン!!お前今日は確か車で来ていたよな?』
『ああ来てるけど?』
『ちょっと車貸せっ!ガンヒョン…すまないがチェギョンを駐車場まで連れ出してくれ!』
『解ったわ。アンタのしたことはアンタが落とし前付けなさいよ!!すぐに連れて行くわ。』
ガンヒョンは小走りに皇太子ルームを立ち去ると自分の教室に戻って行った
ギョンは自分と一緒に教室に戻りながら、シンに話しかけた
『シン…車を貸すのは構わないけど、お前が運転したんじゃ目立ち過ぎるだろう?
それにイギサ達だってお前の事見張っている筈だ。』
『なんとか車の場所まで俺を匿ってくれ!俺はチェギョンと話をしなければならないんだ!!』
『解った。インとファンにも助けてもらおう。』
『あぁ。すまない。』
映像科特進クラスに戻って行った二人は、インとファンを捕まえて事情を話しながら駐車場に向かった
他の三人より長身のシンではあったが、少し屈むような体制で俯き加減に三人に紛れた
まんまとイギサ達の目を掻い潜り駐車場に到着した時、ギョンは車のロックを外しシンを後部座席に乗せ
自分は運転席に乗り込んだ
そしてインとファンに協力に対する礼を言い、教室に戻ってくれるよう告げた
インとファンは大体の事情を聞いた上で、イギサや教師に問いかけられても知らぬ存ぜぬを貫く事にした
皇太子が関わっている以上、うっかりした受け答えはできない
知らない事にするのが一番いいと判断したのである
駐車場入り口を二人が出て行った時、二人の女生徒が入れ換わり駐車場内に入って行った
インとファンは振り返り二人の女生徒に目を向けた
『あの二人のどちらかか?』
『うんそうだろうね。僕が思うにはあの丸っこい顔した子の方だと思うけど?』
『ファンもそう思うか?俺もそう思う。』
『ちゃんと話が出来るといいね。』
『そうだな。』
チェギョンとガンヒョンはあまり来ることの無い駐車場に来たまではいいが、一体どうしたらよいのか
解らず立ち尽くしていた
その時どこからともなく声が聴こえる
『お~~い!こっちこっち!!』
ギョンが車のエンジンを掛け窓を開けると、二人に向かって手を振ったのである
ガンヒョンに促がされチェギョンはこの場所に来たのだが、実は事情を全く解っていなかった
誰が待っているのか・・・そんなことさえ聞く余裕もなくここに連れて来られたのである
『あれっ?あの人って…』
チェギョンが驚いている間にガンヒョンはチェギョンの腕を引っ張り、その車のところまで連れて行った
『乗って!!君は助手席、シン・チェギョンは後ろ!!早くっ見つかったらヤバい!!』
急かされるようにチェギョンは後部座席に乗せられ、ガンヒョンは助手席に腰掛けた
それと同時に車を発進させたギョン。。。
ギョンにしてみれば≪殿下の腰ぎんちゃく≫呼ばわりされたことが、どうにも我慢ならなかったようである
チェギョンはと言うと隣に座っている人物を目にして、漸くその状況が飲み込めたようだ
『殿下…』
『チェギョンすまない!!俺が安易な行動を取ったばかりに。。、』
『殿下が安易な行動を?一体何のことですか?』
『お前が留学させられる事になったのは、恐らく俺の行動が原因だ。』
『何をっ?一体何をしたんです?』
『シン内官に…お前との交際を認めて欲しいと願い出た。』
『えっ……』
絶句するチェギョンはキッと鋭い視線をシンに向けた
『どうして?どうしてそんなことしたんです?うちのお父さんにそんなこと言うなんて、
常識外れにも程がある!!』
『なぜだ?普通は当たり前のことだろう?交際したい女の子の父親の了承を得るのは。俺は本気で…』
『あなたは普通の人じゃないからです!そんな事を皇帝陛下に聞こえるような場で言ってしまったら
陛下が私を海外にやろうとするのは至極当たり前の事じゃないですかっ!
酷い・・・酷すぎる!!私は現実を見て欲しいと言った筈です。
どうしてそんな…私を追い詰める様な事をしたんです?
私はただ任務に従っただけなのに。。。』
『ただの任務か?それだけの感情であの部屋に来ていたか?』
真っすぐ見つめてくるシンの眼差しから、チェギョンは目を逸らした
『任務以外に何があるっていうんです?私が一度でも、殿下の彼女になりたいなんて言いましたか?』
『言わなくても伝わることはある。お前がイエスと言う返事をくれなかったから
父親から説得しようと思った。それに・・・シン内官にその話をすれば
王族会の推薦する令嬢との縁談を受ける気はないと言うアピールにもなるしな。』
『…殿下は…私を利用しようとしただけです。縁談を断るための隠れ蓑に、
私をしようとしただけです!!』
目に涙を溜め悔しさを吐露するチェギョン。。。
ギョンは黙ったまま車をどこかに移動させていく
ガンヒョンも辛そうな顔をしながら、二人の話を黙って聞いていた
そして四人を乗せた車は、静かな別荘地の一角に車を乗り入れ、ギョンは車のエンジンを切った
≪使用しているラインは海外サイトからお借りしております。お持ち帰りはご遠慮ください。≫
ーーー申し訳ないっ!本日お返事なしでもいいよ~~♪と言う方だけコメントしてやってください。---
すまんですぅ❤
明日も更新したいのでねっ♪
すなわち≪この学校を去る挨拶≫をする日だった
学校に到着し既に席に着いていたガンヒョンに、いち早くその事をチェギョンは打ち明けた
『ガンヒョン…あのさ、急な話なんだけど…私、留学することになった。』
『えっ?なに言ってんのアンタ。冗談もいい加減にしなさいよ!』
『冗談なんかじゃないよ。本当の事。』
『どうしてこんな時期に?まぁアンタが転入して来たのだって十分変な時期だけど、今留学だなんて。』
チェギョンは心の中にわだかまっていた悔しさをガンヒョンにぶつけてみる
他にそんな話をできる相手はいないのだ
『元々私は…皇室親衛隊を壊滅させるために送り込まれた人間でしょ。』
『ええ確かにそうだけど。。。』
『もうお役御免ってことらしいよ。なんか…トカゲの尻尾切りみたいなもん?』
自嘲気味に笑うチェギョンに、ガンヒョンは表情を変えた
『内官のお父さんにそう言われたの?留学しろって!!』
『うん。ありがたい事に皇帝陛下からのご配慮らしいよ。大学もイギリスで手配してくださるんだって。
なんか私…いい様に振り回されているよね。』
『なにそれ!!アンタ馬鹿にされてない?ったく…』
怒りに満ちた形相でガンヒョンはすくっと椅子から立ち上がると、どこかに行こうとする
『ガンヒョン?どこに行くの?』
『ちょっと文句言いに!!このままじゃあ腹の虫が納まらないわよ!!アンタはここにいな!!』
それだけ言い残すと教室を出て行ってしまったガンヒョン
チェギョンは憂鬱な表情で机に突っ伏し溜息を吐いた
ガンヒョンの向かった先は、もちろん映像科の特進クラスあった
ガラリと乱舞に扉を開け、教室内を一睨みすると冷ややかな声で誰ともつかず問いかけた
『殿下いる?』
その声に反応し対応に現れたのはギョンだった
『なんだ~♪美術科のかわいこちゃんじゃん♪』
『っつ…殿下の腰ぎんちゃくね。』
『腰ぎんちゃく?失礼なっ!!俺はチャン・ギョンと言って…』
長くなりそうなギョンの自己紹介をガンヒョンは左手でギョンの口を塞いで遮った
『そんなことより急ぎの用事があるのよ。殿下はどこにいるの?』
『皇太子ルームだよ。』
『ありがと。』
即座にその場を後にするガンヒョンをギョンは追いかけた
腰ぎんちゃく呼ばわりされたことが悔しくて堪らない様子である
だが、ガンヒョンの早足はギョンが驚くほど速く、ギョンは結局皇太子ルームまで
ついて来てしまったようだ
<ガチャリ>
ノックもせず皇太子ルームに押し入ったガンヒョン。。。ソファーに座っていたシンは
ガンヒョンを一瞥するとつまらなそうに口を開く
『なんだ?イ・ガンヒョンか…』
『イ・ガンヒョンかじゃないです!!一体皇室はチェギョンをなんだと思ってるんですか?』
あまりにも怒りに満ちたガンヒョンの表情に、シンは首を傾げながら答えた
『なんの…ことだ?』
『チェギョンはアンタのためにこの学校に転入させられて、用が済んだら海外にお払い箱って!!
なに?アンタ…知らないの?』
『しら…ない…。海外に…お払い箱…』
『陛下のありがたいご配慮で、海外の大学まで手配されたそうよ。ねえ…どうしてあんたが知らないの?』
シンの頭の中で自分の行動の一部始終が駆け巡る
そしてハッ!と何かに気がついたように目を見開いた
『まさか…あのことが原因…』
呟いたシンの言葉に食いつくガンヒョンは、シンの胸倉に掴みかかる
『何をしたのよ!!アンタ・・・チェギョンに一体何をしたの!!』
仮にも皇太子殿下である。。。あまりにもの暴挙に、あとから皇太子ルームに入ってきたギョンは
見兼ねて間に入った
『君!落ちつけよ!!』
『これが落ち付いていられるもんですかっ!!』
ギョンは冷静にシンの方を向くと、憔悴したシンに問い掛ける
『シン…ちゃんと説明しなよ。彼女このままじゃあ気が収まらないよ。』
『俺が…皇帝陛下の部屋の前で、態々皇帝陛下に聞こえるように
シン・チェギョンとの交際宣言をしたからだ。』
『なんですって?内官の娘であるチェギョンとの交際をそんな場所で?』
『あぁ。恐らくお怒りになった陛下が指図したんだろう。
ギョン!!お前今日は確か車で来ていたよな?』
『ああ来てるけど?』
『ちょっと車貸せっ!ガンヒョン…すまないがチェギョンを駐車場まで連れ出してくれ!』
『解ったわ。アンタのしたことはアンタが落とし前付けなさいよ!!すぐに連れて行くわ。』
ガンヒョンは小走りに皇太子ルームを立ち去ると自分の教室に戻って行った
ギョンは自分と一緒に教室に戻りながら、シンに話しかけた
『シン…車を貸すのは構わないけど、お前が運転したんじゃ目立ち過ぎるだろう?
それにイギサ達だってお前の事見張っている筈だ。』
『なんとか車の場所まで俺を匿ってくれ!俺はチェギョンと話をしなければならないんだ!!』
『解った。インとファンにも助けてもらおう。』
『あぁ。すまない。』
映像科特進クラスに戻って行った二人は、インとファンを捕まえて事情を話しながら駐車場に向かった
他の三人より長身のシンではあったが、少し屈むような体制で俯き加減に三人に紛れた
まんまとイギサ達の目を掻い潜り駐車場に到着した時、ギョンは車のロックを外しシンを後部座席に乗せ
自分は運転席に乗り込んだ
そしてインとファンに協力に対する礼を言い、教室に戻ってくれるよう告げた
インとファンは大体の事情を聞いた上で、イギサや教師に問いかけられても知らぬ存ぜぬを貫く事にした
皇太子が関わっている以上、うっかりした受け答えはできない
知らない事にするのが一番いいと判断したのである
駐車場入り口を二人が出て行った時、二人の女生徒が入れ換わり駐車場内に入って行った
インとファンは振り返り二人の女生徒に目を向けた
『あの二人のどちらかか?』
『うんそうだろうね。僕が思うにはあの丸っこい顔した子の方だと思うけど?』
『ファンもそう思うか?俺もそう思う。』
『ちゃんと話が出来るといいね。』
『そうだな。』
チェギョンとガンヒョンはあまり来ることの無い駐車場に来たまではいいが、一体どうしたらよいのか
解らず立ち尽くしていた
その時どこからともなく声が聴こえる
『お~~い!こっちこっち!!』
ギョンが車のエンジンを掛け窓を開けると、二人に向かって手を振ったのである
ガンヒョンに促がされチェギョンはこの場所に来たのだが、実は事情を全く解っていなかった
誰が待っているのか・・・そんなことさえ聞く余裕もなくここに連れて来られたのである
『あれっ?あの人って…』
チェギョンが驚いている間にガンヒョンはチェギョンの腕を引っ張り、その車のところまで連れて行った
『乗って!!君は助手席、シン・チェギョンは後ろ!!早くっ見つかったらヤバい!!』
急かされるようにチェギョンは後部座席に乗せられ、ガンヒョンは助手席に腰掛けた
それと同時に車を発進させたギョン。。。
ギョンにしてみれば≪殿下の腰ぎんちゃく≫呼ばわりされたことが、どうにも我慢ならなかったようである
チェギョンはと言うと隣に座っている人物を目にして、漸くその状況が飲み込めたようだ
『殿下…』
『チェギョンすまない!!俺が安易な行動を取ったばかりに。。、』
『殿下が安易な行動を?一体何のことですか?』
『お前が留学させられる事になったのは、恐らく俺の行動が原因だ。』
『何をっ?一体何をしたんです?』
『シン内官に…お前との交際を認めて欲しいと願い出た。』
『えっ……』
絶句するチェギョンはキッと鋭い視線をシンに向けた
『どうして?どうしてそんなことしたんです?うちのお父さんにそんなこと言うなんて、
常識外れにも程がある!!』
『なぜだ?普通は当たり前のことだろう?交際したい女の子の父親の了承を得るのは。俺は本気で…』
『あなたは普通の人じゃないからです!そんな事を皇帝陛下に聞こえるような場で言ってしまったら
陛下が私を海外にやろうとするのは至極当たり前の事じゃないですかっ!
酷い・・・酷すぎる!!私は現実を見て欲しいと言った筈です。
どうしてそんな…私を追い詰める様な事をしたんです?
私はただ任務に従っただけなのに。。。』
『ただの任務か?それだけの感情であの部屋に来ていたか?』
真っすぐ見つめてくるシンの眼差しから、チェギョンは目を逸らした
『任務以外に何があるっていうんです?私が一度でも、殿下の彼女になりたいなんて言いましたか?』
『言わなくても伝わることはある。お前がイエスと言う返事をくれなかったから
父親から説得しようと思った。それに・・・シン内官にその話をすれば
王族会の推薦する令嬢との縁談を受ける気はないと言うアピールにもなるしな。』
『…殿下は…私を利用しようとしただけです。縁談を断るための隠れ蓑に、
私をしようとしただけです!!』
目に涙を溜め悔しさを吐露するチェギョン。。。
ギョンは黙ったまま車をどこかに移動させていく
ガンヒョンも辛そうな顔をしながら、二人の話を黙って聞いていた
そして四人を乗せた車は、静かな別荘地の一角に車を乗り入れ、ギョンは車のエンジンを切った
≪使用しているラインは海外サイトからお借りしております。お持ち帰りはご遠慮ください。≫
ーーー申し訳ないっ!本日お返事なしでもいいよ~~♪と言う方だけコメントしてやってください。---
すまんですぅ❤
明日も更新したいのでねっ♪